りえ

東京大学教育学部に在籍し、研究と実践活動を行っています。かつてはWebライターとして3…

りえ

東京大学教育学部に在籍し、研究と実践活動を行っています。かつてはWebライターとして3年以上働いていて、今は食品会社で商品企画もしています。ADHD当事者。 取り組み↓ ▷障害支援/不登校支援 ▷「ずぼら」研究の発信 ▷「ずぼら」向け創作レシピ ▷添削/小論文指導 etc…

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私が書いてて恥ずかしくなった記事や照れ臭くなった記事、「ちょっと全体に公開するのはな〜」と思ったような記事を置いておく場所です。はっきり言って趣味の領域に近いですが、気が向いた方はよければどうぞ。

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  • ツール/Tips系記事集

    自分が制作したツールやテンプレート、Tipsをまとめた記事などをまとめたマガジンです。 今後、もしかしたら他の方が作ったものを追加させていただくかもしれません!

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    体験記など、比較的プライベートな記事や、つらつらと綴ったような記事です。一部メンバーシップ限定の記事も含みます。

  • 不登校/うつなどについて綴る

    不登校やうつなどに関しての記事をまとめました。 ※他団体で書いたものもまとまっています。

  • ADHD/ASDについて綴る

    ADHDやASDなどについて書いた記事をまとめています。 ※他団体に寄稿したものも全てまとまっています。

  • 「性」について綴る

    性被害やジェンダー、ポリアモリーなどについて綴った記事です。 ※生々しい体験を綴ったものもあります。無理をせず、読む際にはゆっくりと休みをとりながら読んでもらえたら嬉しいです。

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「合理的配慮」のテンプレート、作っちゃいました!──「配慮のお願い」から、一緒に抜け出すために

※本記事は全文無料で読めます! みなさま、どうもこんにちは!りえです。 この記事を書いてから、1年半。 実は、ひそやかに、ひそやかに格闘を続けてきていました。 そして!ついに! 「合理的調整(合理的配慮)」に関して、 より社会モデルに則った、新しいテンプレートを作成することができました👏 ※今回は学生向けです!社会人の方にももしかしたら参考になるかも? みなさんにもぜひぜひ使ってみて欲しい! ので、ここでどどーんと公開します✨ 今回は、その文書の配布・紹介です!

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    • 自閉スペクトラム症の画像鑑別の不適切性について記す

      Qiitaでアップロードされた自閉症児の顔写真を用いた鑑別について、大きな話題になっていたので、急遽この記事を書くことにしました。 当該記事は削除されるとのことでしたので、ここでは直接はあえて取り上げません。また、当該記事を書いた方を責めたいわけではありません。 ただ、件のやりとりを含めて、いち学部生である私から見ても、世間には自閉スペクトラム症に関してさまざまな誤解があるのだと感じたので、 ①これを機に少しでも正しい知識が広まってほしい ということ、なにより ②誰かが、社

      • 都市は温かく、そしてKISA2隊はもっと温かい【死生学×都市論】

        ゼミで発表したレポート?エッセイ?を「もっと読みたい」と言ってくれる方が何人かいて、とっても嬉しくなったので、noteでも過去のレポートをちょこちょこ公開することにしました。 個人情報や講義限定で公開された内容などは改変しています。 というわけで、1本目! 都市の温かみと、人の温かみについて。 前置きこのレポートは、KISA2隊(自宅療養者に医療・介護を提供する医療介護集団)の先生が死生学のご講演でいらっしゃったときの考察レポートです。 なぜかレポートのメインを都市論に

        • ここに生きている

          人は誰かを通して自分の輪郭を辿るのかもしれないと思った。

        • 固定された記事

        「合理的配慮」のテンプレート、作っちゃいました!──「配慮のお願い」から、一緒に抜け出すために

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          ここに生きている

          人は誰かを通して自分の輪郭を辿るのかもしれないと思った。

          ここに生きている

          Dear 僕、四半世紀お疲れ様!

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          ここを、わたしの家とします

          ここを、わたしの家とします

          「ありのままの自分」と、無限の追いかけっこをしよう

          突然だけれど、私は創作に割とどっぷりな人生を送ってきました。 noteも書くし小説も書く。歌、アレンジ、動画制作、ファッション、創作料理に服のリメイク、創作手芸(※今までになかった機能を持つ小物を作ったりするのが好きです)まで。新しいプロジェクトを立ち上げることや、研究だってある種の創作活動でもあると思う。最近では演劇の授業を受けて、とても心動かされたりもして。 さて、そんな創作活動と切っても切り離せないのが「個性」ですね。 なんなら最近じゃ創作活動以外でもよーーーーーく言

          「ありのままの自分」と、無限の追いかけっこをしよう

          私が信じたあなたが信じた私を信じようと思う

          私が信じたあなたが信じた私を信じようと思う

          「良いもの」恐怖症

          「良いもの」恐怖症

        記事

          背中を押して、押されて、また押して──「give」で、3年越しの夢が叶った話【後編】

          初めましての方は初めまして、Rieと言います。 ハンドメイド商品を出品する話、後編です! (前編はこちら↓) 後編では、giveメンバーの紹介も兼ねて、 「ではなぜ、いきなり出品することになったのか?」という話をします。 ちょっと照れくさいのですが、よければお読みください。 豊かな才能を、「不健康」に溶かさないキーパーソンの一人めは、なんとうちの母。 母はね〜。 こういうことを大っぴらに言うと恥ずかしがるんですが、めちゃくちゃ才能豊かな人なんですよね。 空間認知系

          背中を押して、押されて、また押して──「give」で、3年越しの夢が叶った話【後編】

          「本一冊だけ持って、喫茶店に行きたい」──3年越しの夢が叶った話【前編】

          初めましての方は初めまして、Rieと言います! 実はこの度、念願のハンドメイド商品を出品することになりまして。えへへ。 それがこちら↓ ブックカバーにポーチをつけて、カバンに見立て、蓋をくるっと巻いて閉じられるようにしたもの。もちろん細部までこだわっているし、設計図も工夫しているけれど、発想としては多分割とシンプルです。 でもぶっちゃけ、本好きの皆様…… 本だけ持って出かけたくない?カバンとか、なーんも持ちたくなくない?そういう日ってあるじゃない? 朝日が気持ち良くて

          「本一冊だけ持って、喫茶店に行きたい」──3年越しの夢が叶った話【前編】

          Dear 僕、四半世紀お疲れ様!

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          「死にたくなること」を、僕は自分に許したい

          突然だけど、希死念慮は、二重の厄介さを持っていると思う。 希死念慮そのものがつらいのが1つ。 「希死念慮を抱いていると人生が前に進まない」のが2つ。 鬱でつらいよ〜って人、わりと2つめのやつが大きかったりする人も多いんじゃないのかなって思う。 もちろん希死念慮自体もつらい。めちゃくちゃつらい。でもなんか少なくとも僕の場合、それは最悪無視すればいい。自分だけのことだからね。布団かぶって寝てればまあ終わる。 でも2つめは無視できない。人間社会は一般に「不安定」を想定して作られ

          「死にたくなること」を、僕は自分に許したい

          FtM?FtX?の俺が下着専門店に行ったら自分の体が好きになった、話

          下着が苦手だ。 いや、遠巻きに見てる分には可愛いと思う。 しかし自分の体にくっついてるとそうもいかない。 世の女性ものの下着は、もっぱら白とかピンクとか水色とかで、可愛くて、ふりふりしている。どんなにガワを装ってもお前は一皮剥けば女なんだと言われているような気がしてならない。「実は女の子らしくて可愛いんだね💋」みたいな手合いにはもう飽きている。 もちろん、別にそれが似合うような人にとってそれはなんら悪いことではない。残念ながら俺がそうではないだけだ。 そうではない下着もた

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          俺は性被害者でポリアモリー(?)でFtM(?)でバイセクシャル(?)で、だから孤独で、だからその孤独を引き受けるよ

          唐突に目の前が真っ白にはじけたような感覚がして、私は本当に唐突に、この先自分の身にきっと起きるであろうことを受け入れることになった。 気づいてしまった。 私が私として生きる限り、きっと一生手に入れられないものがある。 それでも、私はそれを受け入れる。 「無条件の愛」という幻想家族 「無条件の愛」とかいうものを、最初に取り壊したのは親だった。もう愛されたいという言葉を生み出すことさえもないけれど、多分愛されたかったと思う。おそらく。ここまで書いて気がついたな、いつからどう

          俺は性被害者でポリアモリー(?)でFtM(?)でバイセクシャル(?)で、だから孤独で、だからその孤独を引き受けるよ

          重度(ほぼ)の熱中症になりました【体験記】

          えー、お久しぶりです。りえです。タイトルの通りです。 なりました。熱中症。 しかもかなり重たいやつ。 どれくらい重たいかというと、冷房ガンガンの部屋で3時間以上過ごしてOS-1も1本飲みきってるのに寒気吐き気痙攣頭痛火照りが全然治らないレベルのやつ。 意識はちゃんとあったし救急車はなんだかんだで呼ばなかったんだけど、もうほんと救急搬送一歩手前のやつに。なりました。 翌日もしばらく塩味の味覚戻らないレベルのやつに。 ええ、なりましたとも。 しかし、転んでもタダじゃ起きたくな

          重度(ほぼ)の熱中症になりました【体験記】

          ケアの概念とラフメイカー(BUMP OF CHICKEN)

          最近、授業で「ケア」というものについて触れる機会が多い。 たとえば死生倫理学(の中で触れた看護学)や、臨床心理学、障害学など。 浅い理解で恐縮だけれど、近年では、ケアとは「相手の求めていることを踏まえて支援を行うこと」という価値観が強調されやすいように思う。QOLの概念にも代表されるように、周りが思う「良い生」を押し付けるのではなく、あくまで相手の望む生を達成できるように支援を考える。 そして、ここで大切にされがちなのが「相手と同じ方向を向くこと」だ。 特に看護や心理の授

          ケアの概念とラフメイカー(BUMP OF CHICKEN)

          ここを、わたしの家とします

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          かなり、パンチのあるエール:『障害児の共生教育運動』書評

          小国喜弘先生が編者である本、『障害児の共生教育運動』を読んだ。 少し前置き。 小国先生、実は私が本当にお世話になっている先生。 私の専攻は教育心理学なのだけど、まあこういう人間なので障害学にも興味があり、障害学関連の授業をわんさかとっている。そのため小国先生にも教わることがとても多かった。 私が障害学の授業をわんさかとっている理由は、もう一個ある。 私自身も発達障害の診断をもらっている身であり、授業は特定の配慮がないとほとんど受けることができない(余談ですが、自分が障害配

          かなり、パンチのあるエール:『障害児の共生教育運動』書評

          「ありのままの自分」と、無限の追いかけっこをしよう

          突然だけれど、私は創作に割とどっぷりな人生を送ってきました。 noteも書くし小説も書く。歌、アレンジ、動画制作、ファッション、創作料理に服のリメイク、創作手芸(※今までになかった機能を持つ小物を作ったりするのが好きです)まで。新しいプロジェクトを立ち上げることや、研究だってある種の創作活動でもあると思う。最近では演劇の授業を受けて、とても心動かされたりもして。 さて、そんな創作活動と切っても切り離せないのが「個性」ですね。 なんなら最近じゃ創作活動以外でもよーーーーーく言

          「ありのままの自分」と、無限の追いかけっこをしよう

          遺書未満

          先に言っておくと、別に死ぬつもりはない。 むしろ今はお気に入りのカフェでゆっくりとコーヒーを飲んで、とっても凪いだ気持ちでこれを書いてる。全然朝日は気持ちいいし、全然今日も明日も生きる気満々だ。 しかしこの「希死念慮」とかいうやつと付き合って早8年くらい、私は私を信じることがあんまりできないというのが正直なところで、自我としては死ぬつもりがなくても不意になにかの衝動で崖を転がり落ちてしまうことはありえるし、そうではなくても自分がいつ何時も死に接近している節がなくもないのはわ

          遺書未満