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大学教授はYoutuberになるべき

こんばんは。4日目の現役大学生のらっこです。
今日からオンライン授業が自分の大学でも本格的にスタートしました。
そこで感じたあれこれを今回は共有したいと思います!

結論 大学教員はYoutubeで授業をやるべきだ と思いました

それを思った理由を紹介していきます。
(色々とご意見あると思いますが、1人の大学生の意見として聞いてください)

まず広島大学の今のオンライン授業の状況をざっと説明いたします。
今年度から導入されたMicrosoft Teams やBB9という従来のオンライン授業掲示板を使って授業をしています。

その授業の中でも大きく分けて3つのタイプの対応があるので紹介します。
①双方向型の授業
Microsoft Teamsを使い、オンラインで先生のスライドを見ながら授業を聞き質問があればその度にミュートを解除して聞く。

②オンデマンド授業
BB9にアップロードされた授業を好きな時間に受講する。
出席確認のための小テストやレポートが毎授業にあったりする

③授業しない
5月上旬の対面の授業が始まるまでは授業をしない。その代わりに、大量のレポートが出される。

この3つが主な授業スタイルなのだが量としては自分は今回14科目とっているのですが
①の授業が12科目 ②、③が1科目ずつ と主に双方向型の授業を行っています。

しかしはっきり言って、オンラインでの双方向型の授業はとてもやりずらさを感じています。まずはオンライン環境が大変なことです。双方向型の授業になると、強いWi-Fiも必要ですし、カメラの付いた高性能のパソコンを買わなくてはなりません。また、ハウリングがよく起きます。

一方で、②のオンデマンド授業がどれほどに学生にも教授にも優しい授業であるかということが言いたいのです。特に、今の閉鎖的なオンデマンド授業ではなくもっとオープンな誰でも見れるYoutubeなどを使い授業を行うことを強くお勧めしたいのです。もっと詳しくいうと

Youtubeで好きな教授の好きな授業を全国単位いや世界単位で受講できることです。それをYoutube大学と名付けたいです。

大学教員がYoutube授業をするべき6つの理由を紹介します!

大学生にとってのメリット
①好きな時間に受講できる

自分のライフスタイルに合わせて授業を受けれるのは自分の集中力の向上にも繋がります。また、無駄な空きコマもなくなり、バイトやサークルなど自分の好きなことに時間を割くことが出来ます。

②好きな場所で受講できる

今は、家でしかダメですがコロナが収まればネット環境があればどこでも受講できてしまいます。なので、自分のお気に入りのカフェや図書館などで集中して勉強することが出来ます。

③好きな授業を受講できる

誰でも受講できるYoutubeのようなプラットフォームがあれば、あの有名な先生の授業が受けれたり自分の専門分野外だけど受けてみたい授業を受けることが出来ます。そもそも学びって自分勝手に決めてよくて、制度とか仕組みなどに縛られてしまうのってすごく勿体ないと思うんですよね。

④授業料が安くなる

最悪、誰か1人がその内容をYoutubeにアップロードすればいいので教授のフランが減ります。なので、大学生から集めていた授業料を減らすことも可能になると思います。

⑤自分の聞きやすい速度で聞ける

Youtubeでは速度変更して聞くことが出来ます。自分の耳にあった速度で聞くことでよく理解できたり、時間の短縮にもなります。

⑥何度も受講できる

これよく分からなかったな。と後になってもう一度聞きたいときってありませんか?特に、論文など書いてる時にここ忘れちゃったからもう一回受講したいなってなると思います。その時に動画なら開講を待たずにすぐに受講することが出来ます。また、動画なら止めておくことも可能なのでその間にWEBで用語を検索したりすることが出来ます。

教授にとってのメリット
⑤負担が少ない

大学の先生って本当に大変だなと学生ながらと思うんです。
だって、研究もやって授業もやってですよ。
たまに、教えるの下手だな。自分がパワポ作ったほうが絶対うまく教えれると思うときあるんですけど、、、でもよくよく考えると仕方ないですよね。だって、教授さんって100%教育者じゃないですもんね。(最近は特任教授っていう人もいて100%教育者だったり100%研究者っていう人がいるんだとか)

⑥研究に専念できる

教育者の顔が極力抑えられるため、研究に集中して取り組めると思います。
研究に集中すれば、技術が急速に進歩していき日本、世界が大きな発展を遂げれること間違いなしです。

想定されるYoutube大学の欠点も紹介します

①実験の実験は出来ない

実験はオフラインでしか出来ないので、その場合だけは研究施設などが必要になってくると思います。

②本当に学びにやる気のある人しか学ばない

強制力を持たせないと本当にやる気のある子しか学ばないかもしれません。
今の大学生は「何となく就職で有利になるから」で大学に入った人が多いと感じています。それでほとんど学ばずに大学卒業するなら4年間働いて社会に貢献した方がよっぽど価値があると思います。
これを欠点に書きましたが、自分はこれは利点でもあると思っていて大学に行く本来の目的が明確化されていいのではないかなって思っています。


以上が自分の大学に対しての意見です。
これを考えていくうちに今の大学の意義はなんなんだろうとか思ってしまいました。
教育機関的な機能を失ったら、大学は研究機関になり。基礎研究の大学と応用研究の企業にはっきりと分担されていくのではないかと思います。まあ、そうしたら大学という教育ぽい名前じゃなくてもいいのかもしれない。。


今回、こうやって新たな大学の在り方について考えさせてくれたのもコロナのおかげかなと思っています。コロナのせいで、、というネガティブな声も毎日のように聞こえてきますが、これを機に新たな方向に向かえるイノベーションのチャンスだと思ってポジティブに考えるとちょっと明日も楽しみになってくると思います。

こんな生意気な大学生の話を最後まで聞いてくださりありがとうございます。


今回のコロナ騒動をきっかけに世界が良い方に向かっていってくれることを期待しています。

追伸


色々な人の意見が聞きたかったため、投稿後Instagram でこのようなストーリーを上げました。

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そうしたら、色々な人がご意見を下さり是非ともここで共有したいと思う書かせてもらいます。

日本の大学はプレゼン、グループワーク、討論しないの?

これは、韓国の大学に通う友人からのものです。
確かにな。と思いました。
自分の学科では頻繁に行われるのですが、他の学部の授業を受講すると聞くだけの授業です。
これが日本の教育の残念な所かもしれません。
どっちの教育も知っている自分は断然アクティブラーニングの方を選びます。もしこれが頻繁に行われればYoutube大学より学びの大きなものになるのではないかなと思います。

海外から見た日本の教育 とても面白い意見でした。ありがとう!!

デメリットで友人が出来づらいがあるんじゃない?

これは、大学院1年の先輩から頂きました。
オフラインで出来る人との繋がりというのを完全に見落としていました。
友人はこのコメントでも分かるように新たな視点や知識、興味をくれたりします。なので、人との繋がりはやはり大切でオフラインやオンラインで人と繋がるとうことはこれからも大切になってくるなと思いました。

一方で、

小中高は勉強だけの場所じゃなかったけど、大学は勉強以外の部分は薄い

という意見もありました。
今の大学の教育では、人との繋がりの大切さを学ぶとか勉強以外は中々出来ないだろうなと思いました。
また、そのあと


なのに、学生は勉強のために入ったはずが薄っぺらい理由で入ってきた人ばかりだよね。自分もそれにモヤモヤを感じてて、悩むだけだったけど。
解決策とか具体策出してくれて助けになった。

と言ってくれました。
これを書いて教育が変わるとも思わないけど、こうやって思ってくれる人がいて書いてよかったなと思いました。

デメリットとして質問対応がその場で出来ない

と答えてくれた人もいました。
質問対応がすぐ出来ないのはデメリットになるなと思います。
しかし、最近は「教えてもらう」という受け身の姿勢でしか聞いてない人が多く、ググるとか自分でなんとか課題を解決しようと思えばできるのに解決しない人がいます。疑問が生まれたときにこれを自分でなんとかしようと課題意識を思って主体的に考えたいものです。
しかし、それでもはやり先生の見解などはググるでは中々でてこないし自分でもなんともならないので質問対応は大切かなと思います。

沢山の意見本当にありがとうございます!
自分の新たな視点が頂けて本当にありがたいです。

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