イオンから学ぶ
イオンは、表向きには、小売業を通じて利益を上げているオーソドックスなションピングモールのように見えます。
食料品、衣料品、家庭用品、住宅関連商品、電化製品、書籍などのさまざまな商品を販売していますが、そのほとんどは利益はありません。
もとい、利益をとっていません。
トップバリュー商品が他の製品よりも安く提供できるのは、
安価な商品を求める消費者をイオンに足を運んでいただくために利益率のほとんどない商品を提供し
目先の商品利益ではなく集客に注力するためなのです。
商品単価でイオンに勝てる商業施設はなかなか無いでしょう。
ゆえに、より良い、より安い商品を購入するためにみな自然とイオンへ向かう
ではなぜイオンはそのような売り方をするのか
その実は
不動産事業(テナント貸付)
金融事業(イオン銀行)なども展開しており
驚くことに不動産金融の収益が主な売り上げとなっています。
イオンにはたくさんの人が集まり
そこでテナントを運営できればお店もイオンも大きな利益を見込むことができるという仕組みです
自社商品などで利益をとらないかわりに集客に注力していると言えるでしょう。発想の逆転ですね
また
イオンは海外展開も積極的に行っており
海外での売上げも増加しています。
その他にも、イオンはECサイトやアプリを通じたオンライン販売も行っており、これらの事業を通じても収益を上げています。
総じて、イオンは多角的な事業展開を行い、幅広い分野で収益を上げていると言えます。
競合他社と同じやり方をせず、身振りは似ていても全然違う事をして格差をつけるやり方をしているのです。
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