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「猫様の生活をテクノロジーで見守るCatlog®(キャトログ)」って、実際どれくらい見守れてるのか!?について。

猫専用の首輪型ウェアラブルデバイス&スマホアプリのIoTサービス『Catlog®(キャトログ)』を展開するRABO, Inc.の代表の伊豫です。

9/24にローンチおよび一般販売開始、そしてラストワンマイルまで猫様づくしのクロネコヤマトさんとの狂気のコラボを発表したプレスリリースを発表させていただきました。
あれよあれよと、TwitterやInstagramで「#Catlog」のタグを中心に拡散いただきまして、一時オンラインショップからの通知バグなのではないか?!と思うくらいご注文をいただきました。本当にありがとうございます。

猫様の下僕様たちが、Catlogをつけておすごしの猫様の様子とアプリの表示画面を自主的にSNSなどにアップする、という社会現象が一部巻き起こっています。

↓まとめ記事もあがっているようです

そんな中、本当に大変ありがたいことに、というか猫様の偉大さ(それな。)によって、プロダクト初期版としては珍しく、好意的なご意見をあげていただくことが多いです。

一方で、「猫様の首輪からなんでごはんの判定とかできるの?!」「いい声ばっかりだけどステマなの?」「どれくらいあってるの!?」というお気持ちもあろうかと思い、現状の結果を公式アカウント(一応CEOなので)からご報告させていただきます!!!!!

Catlogでは、猫様に着けたPendantから取得したセンサーデータを、分類する行動ごとのモデルに照らし合わせることで、「猫様がなにをしていたか」を判別しています。

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この精度をあげるために、日々弊社の機械学習エンジニャたちがヒーコラしているのですが、精度アップや正誤判定に社内猫様メンバーたちにご協力いただいております。
以下、12匹の猫様チーム!!(コレ、めっっちゃかわいくないですか??)

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「食べた」検知は9割正解!ただし、「ごはんのごはんてい(ご飯の誤判定)」も5割ほど混ざる場合も。

飼い主の体験として「ごはん」が今はもっとも気になるポイントかと思いますので、ごはんで検証しています。

猫様たち、ライオンキングのように自分たちで獲物を捕獲してごはん食べません。飼い主のみなさんが、何らかあげないと食べないので、社内12名の猫様たちがごはんを食べたタイミングを記録して、数週間検証しました。

結果、猫様が実際にごはんを食べている回数を分母として、Catlogでも「ごはんを食べている」と判定できた確率は約9割。
一方、「Catlogがごはんと判定した」ことを母数とすると、実際に食べているのは約5割という結果
でした。 (※ただし後述のとおり個体差があります)

つまり、飼い主としての感覚としては、
「本当にごはんを食べているところはほとんど出るな。でも、毛づくろいとか水飲みとか他の行動していたのに”ごはん”って出ているところも、2回に1回あるな。」
こんな感じかなと。
実際わたしも飼い主として使っていて、ほぼ同じ体感値です。

例えば、模範的(?)な食べ方をするCCOのブリ丸(ショートヘアソマリ♂、3歳4.3kg)の場合、ごはんを食べている時のデータはこんな感じになります。このように比較的強めに波形が出ます。

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女のコだからなのか、おしとやかーに食べるシャノン(ロシアンブルー♀、1才3.5kg)は、ブリ丸と比較すると一目瞭然。おとしとやかさが波形にも出ています。
結果、シャノンはあまり現状ごはんの正解率が高くありません。

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猫様にも人間同様、個体差・個性があります。
ガツ食いタイプとチョビチョビ食べなど食べ方や、ごはんへの興味や、食べるスピードや勢い(おでんちゃんは大型犬かな?と思うようなスピードでガツ食いしてCCOブリ丸のごはんを奪います)など、申し訳ありませんがまだまだ最適化されていないので、現状ではかなり差があることも認識しています。
今後、ごはんがなかなか出にくい猫様には個別に動画データを送っていただき優先的に解析させていただくなど、精度をあげてさらに猫様の「ごはん」を表示できたり、逆にごはんじゃないところで「ごはん」と表示されてしまうのを減らすための施策をいくつか検討しておりますので、その際には、ご協力いただければ幸いです。

初速も初速のデータではありますが、今後も猫様のデータからわかったことを徐々にお伝えしていきますね!

こんなふうに、猫様の行動を弊社では機械学習を用いて解析しています。現在、機械学習エンジニャを募集していますので、我こそは!という方ぜひお待ちしております!

すべては、猫様のために。

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