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日本語教師としての働き方改革を考える

日本語教師になって今年4年目を迎えますが、ようやくここまで来ることができました。3年を一つ目の目標にしてきたので。3年と言っても結構コマ数入っており、すでにいろいろなテキストや学生に出会ってきました。好みがあるのでどちらが良いとは決められませんが、私はできるだけたくさんのテキストを使って教えたかったので、今のところは希望が通ってきた形です。他の学校と同じように私の学校にもいろいろな先生がいますが、今のところ私には合っている学校だと思います。でも養成講座仲間と会った時にはいつも「100%満足する学校なんて絶対にないよね。」とも話しています。日本語学校は何を自分が一番優先したいか(時給か、学校規模かetc)を考えて決めたら良いと思いますが、他の人によって最悪の学校でも自分に合えば良いわけなので。聞くところによると友人の勤める学校はとても良さそうだけど、私が満足できるかはわかりませんし。相性は大事ですよね。

何年やっても最初の授業は緊張しますが、今回の担任クラスの1回目の授業でいつものように自己紹介をしたところ、ある学生が「XX先生(私の苗字)と3ヶ月一緒に勉強するのが楽しみです。」と言ってくれました。100点満点の素晴らしいコメント。果たして同世代の日本人でこんなことを先生に言ってくれるような学生っているのだろうか・・・とにかくドキドキした不安はおさまり毎日平和に過ごせそうな予感がします。まぁ最後の方にダレてくるのは想定内ですが。

さて少し前から考えていたように今年は日本語教師としての私なりの働き方改革を実行します。コマ数は自分の体と心の限界なので、これ以上は日本語学校では不可能だろう。でも空き時間をもっと効率的に有効に使うことが出来れば年収を上げることができる。数年前ボランティア活動をしていた時、そう思ったらすぐにブログを立てサークルを作ったり、イベントを募集したりしたけど、今はそんなことをすると考えただけでも大変に感じる。でもニッチな分野なり私ならではの何かを見つけ日本語学校に所属しつつも自分自身で何か行動を起こしていきたい。このまま思っているだけでは何も始まらないので、勇気を出して一歩踏み出してみたい。はじめの一歩がとても大事で、そういう関連の本はたくさん読んでいるけど、本をどんなに読んだって何かが急に変わるわけではありませんから。今年はオリンピックもあり日本や日本語が注目されてもおかしくないし日本語教師としての需要もまだこれからもっとあると思うので、うまく乗っていきたい。

じゃあ何をどのようにやればいいか、いつも「石橋を叩いても渡らない」私ですが、橋を渡り始める日や橋の渡り方など探っていきたいと思っています。

それから今まではただがむしゃらに真面目に予習して授業準備をしてきたつもりだけれど、一番時間をかけたからって授業がそれに正比例して成功するとは限らないことはここ数年でよくわかってきた。だから手を抜くわけではないけれど、もっと効率よく、そして良い意味で肩の力を抜いて授業にのぞみたい。とは言っても元来まじめな性格なのでいい加減では出来ないし特に担任のクラスの学生は責任をもって見てあげたいと思ってはいますが。そこらへんのバランスが難しいところだけど、この3ヶ月は(日本語学校は3ヶ月で1タームのクラスが多く、私の学校も同じ)少し甘めに、学生にいつもよりさらに優しく母のように接してあげたいと思っています笑3ヶ月をどう過ごすか、いつも方向性を決めますが、今回のテーマは「優しい先生」でいいかな。

#はたらくを自由に #日本語教師 #日本語教師の働き方改革 #優しい先生 #日本語学校

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