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退職交渉の進め方2/2 〜アクション編〜

こんにちは、ROYAL AGENTの中の人です。
今回は、前回の続き、退職交渉の進め方〜アクション編〜です。
前回のnoteはこちら

第2回は退職交渉に臨む手順についてです。
前回は退職交渉に臨むスタンスについてお話ししました。
今回はいよいよどういった手順で進めるべきかお話しします。
具体的なステップを以下です。

  1. 退職届を書く

  2. 上司に退職意向を伝える機会をつくる

  3. 退職交渉をする

  4. 退職日までつつがなく過ごす

それぞれを見ていきましょう

  1.  退職届を書く

今時!?と思われるかもしれませんが、自身の決意をしっかりと持つ意味でも手書きで書くことをお勧めします。
また、退職願ではなく、決意を伝えるものになるので退職届と書きましょう。

2. 上司に退職意向を伝える機会をつくる

上司に直接話す機会をつくりましょう。
ポイントは2点です。
・最初は人事でなく、直属の上司に伝えること
・できる限り直接伝えること
一般的には、直属の上司(→その上の上司)→人事という流れになります。
最初から人事に伝えるのではなく、まずは直属の上司に話を通すようにしましょう。
また、その後の流れとして上司から人事に言ってくれることもありますが、できる限り人事へも自分で時間を作り伝えるようにしましょう。後述しますが、上司から「わかった」と言われた後、人事に話が伝わっていなかったというトラブルも起こりえます。
なお、それぞれメールやLINEではなく、気まずくとも直接対面で伝えるようにしましょう。立つ鳥跡を濁さずと言いますが、お世話になった(なったと思えない上司もいるかもしれませんが・・)会社には誠意を持って直接対応することをお勧めします。

3. 退職交渉をする

さて、退職交渉の場がきました。ここが退職交渉の山場です。
大事なポイントは3点
・上司に退職意向を「相談」ではなく「報告」する
・どれだけ転職先を聞かれても具体的な企業名は避ける
・退職日について譲歩できるラインをあらかじめ想定しておく

まず、転職自体は相談することではなく、意思表明の報告になります。
相談のための時間ではなく、「今日はご報告でお時間いただきました」と最初に切り出しましょう。
相談として受け取られた場合、上司から「私の方で預かる」として人事に伝達されないことがあります。そのため、相談ではなく、報告であることを強調することは非常に重要です。
また、転職先を聞かれることがありますが、できることなら答えないに越したことはありません。過去のトラブルとして、取引先に知り合いがいて悪評が立つ、自社のクライアントだから影響がでる、と言われた方もいらっしゃいました。
また、具体的な企業名を出すとなぜそこなのかと問い詰められ、退職までの業務引き継ぎなどの重要な話が進まないことがあります。

次に、退職意思の報告までがうまくいったとして、業務引き継ぎの話に移ります。
仮に内定先に入社時期を延ばす相談ができたとしても、待ってもらえる期間は限られているため、業務引き継ぎのために現職に譲歩できる退職日をあらかじめ設定しておきましょう。
あくまで「交渉」ですので、シビアに考えます。
例えば、転職先企業の入社日が10月とし、現職から退職月は極力先に設定されそうだと想定した場合は、退職希望日を8月末で切り出し、落とし所を9月末にするなど工夫しましょう。
正直に入社月を伝えた結果、転職先に入社月を変更してもらいなさいと言われ板挟みになるケースもございます。

4. 退職日までつつがなく過ごす

退職が決まってからは、粛々と引き継ぎ業務、定常業務をこなしましょう。
仲の良かった同僚に先に伝えておきたいという気持ちもあると思います。あまり避けた方が良いのですが、引き継ぎ業務も進める中ではいずれバレてしまうことかもしれません。
しかし、守っていただきたいのは転職先については言わないようにしましょう。送別会などで酔った勢いでポロっと言ってしまった結果、噂が巡って社長同士がつながっていて揉めた、などのトラブルが起こる可能性があります。最悪のケース、内定取り消しのような話にもなりえますので(違法ですが)、注意しましょう。

最後に

このnoteを見ていただいている方は、おそらく、転職を考えている、退職交渉したいけど何らかの理由で切り出しづらく困っているという方々だと思います。ご自分の人生をより良くするために少し勇気を出して一歩踏み出してみましょう!

最後の最後に
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