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太宰治 作『春昼』を朗読しました。
もうすっかり春!というか、春通り過ぎてる?という感じすらある日々ですが、皆さまお花見は行かれましたか?
うららかな春の午後、満開の桜を見に散歩に出かける。
家族三人で、何気ない会話を楽しんで。
「桜に匂いはあるのか?」疑問に思って立ち止まると、匂いより先に虫の羽音が聞こえてくる。
とっても短い作品ですが、この短い中に、春の心地よさ、お花見のウキウキ感、家族と過ごす穏やかな時間…全てが感じられます。
特別なことはしていないけど、なんだか良い一日だったかも。
そんな日が、実は一番愛おしいんですよね。