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テレビ広告費をWEB広告費が追い抜いた

はじめに

 皆さん、いつもnoteを見てくださりありがとうございます。今日は、情報共有的な感じで投稿できればと思います。

 タイトルが全てなんですが、「テレビメディア広告費」を「インターネット広告費」が追い抜いたそうです。先ほど、電通さんからリリースが出されたホットな話題ですね。

広告市場の動向

 前々から、テレビをインターネット広告が追い抜くとは言われていましたが、「ついに」だそうです(新しく計上された物流系ECプラットフォーム広告費というものがあるのですが、昨年から入っていたらすでに超えていたという見解もあるようです)。それでどうした??という感じにもなる気持ちもちょっとありますが、そのあたりは、後で述べるとしまして・・・。ざっくりとまとめます。

 2019年日本の広告費は、6兆9,381億円となったそうです。前年比106%の伸長であり、8年連続のプラス成長だそうです。各媒体別での広告費を見ていきましょう。インターネット広告費が、6年連続2桁成長でテレビメディア広告費を超え、初めて2兆円超えたそうです。インターネット広告費の成長がすごいですね。

 マスコミ4媒体広告費(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア(地上波、衛星メディア))は、すべて前年を割っています。プロモーションメディア広告費は、107%の伸張。中でも、イベント・展示・映像の大幅な伸張が底上げを手助けしてくれたようです。自身がOOHのデジタルシフトに向けた実証実験を担当させていただいているのですが、OOH(屋外・交通)はどちらもほとんど横ばいという結果となっていたようです。電車内の中づりなどは、中々厳しいようです。確かに、車内で中吊り広告を見ている人はほとんどいない中広告代理店側としても「なぜ出稿すべきか」という説明責任が果たしにくくなってきているんだと思います。横ばいを維持できているのは、デジタルサイネージの成長のおかげです。OOHをダイナミックに展開できるという理由などからでしょう。今後も、WEB広告の一強時代は暫く続いていくでしょう。

いよいよ下克上時代へ

 インターネット広告費は、今後も伸長していくことは間違いないでしょう。それによって、マスメディアの価値が相対的に低くなり、高単価な広告費を維持しにくくなっていくでしょう。今までは、一部の広告費が潤沢な企業しかマスメディアを展開できなかったと思うんですが、予算が限られた企業でもマスメディアに手を出すことはできるようになってくると思います。声を大きくすれば勝てる時代ではなく、知恵で勝っていける時代になっていくんだと思います。その為にも、企業のIMCを戦略的に実施していかなければならないと思います。どのメディアに、どれくらい投資したらいいのか。費用対効率を企業毎にオリジナルに作り上げていくことが財産になっていくんだろうと思います。テレビ、ネット・・・どんなメディアだろうが、ROIを明確化できれば構わないんだろうなと思います(ダイレクトに分かりにくいのがテレビだったりするのですが)。

 本日の投稿は、共有がメインとなってしまいましたが、引き続き情報を発信できるように精進できればと思います。是非、フォローいただけますと幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうござました!!

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