見出し画像

<Vol.219>ジャム理論から学ぶ、メニュー表の作り方

皆さんは自店の「メニュー表作成」にどれだけのこだわりをもっていますか?

先日とあるサロンに施術を受けに行ったら、そのメニュー内容の多さ(複雑さ)にびっくりしてしまいました。

ボディやらフットやらオイルコースやら、その他にも"カスタム"という形でいろいろなオプションが準備されていたのですが、正直量が多過ぎて選べない…(よくわからない…)という状況でした。

よかれと思ったことが返って逆効果になっている典型例です。

今日はこの部分を深掘りして考えてみようと思います。


<ジャム理論>

"シンプルさは複雑さに勝る"という「ジャム理論」があります。

これは2000年にアメリカの心理学者シーナ・アイエンガーとマーク・レッパーが行った実験です。

あるスーパーのジャムの試食コーナーにおいて、ある日は6種類、またある日には24種類のジャムを店頭に並べて販売をしました。

声をかけたお客様のうち「立ち止まった人」と「購入した人」の割合をそれぞれ調べた実験です。

ここから先は

1,055字
*一度購読すれば過去記事も含め全記事をご覧いただけます。『ランチ1食分の自己投資』と思ってぜひご活用ください^^

セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?