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133/365 1999年『マルコヴィッチの穴』 身体は器でしかなく、意志というより遺伝子が操作しているのだ。 スパイク・ジョーンズ監督

本作では15分だけ映画俳優ジョン・マルコヴィッチの脳内に入れるという穴を巡って話が進んでいく。

結局"自分の意志だと思ってやってることは本当に自分で考えたことなのか?"や"誰かから影響力を受け、いつの間にか操られているだけじゃないのか?"など考えさせられる映画だった。

結局、利己的遺伝子の理論を彷彿とさせる。

つまり、身体は遺伝子の単なる器であり、進化の道筋を決めているのは遺伝子であるというもの。

人間は何かに拘束され、限られた狭い世界でしか生きていけない、儚い生き物だなと。

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