29/365 『テルマ&ルイーズ』 "抑圧からの解放"を体現した女性2人の作品。 リドリー・スコット監督
本作の抑圧というのは
日常であり、夫であり
過去のトラウマであり…。
そういった抑圧の中で生きてきた女性2人が
自由を求めて旅をする。
そういう姿を見て感化されるが
結局どの時代もヒエラルキーが存在し
ヒエラルキーの中にいる方が人間は居心地がいいんだと。
自由を説く事と自由である事は違い
多くの人は自由を説く事を好み
自由である事を恐れるし
自由である人を見るのも恐れるのだと思った。
だから多様性が必要だし
多様性がないから自由な人を恐れ
人との違いを恐れ
蹴落とすかのように人を蔑むのだと思った。
今作のエンドロールに流れる曲
『Thunderbird』
は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の
あの有名な曲や
『インセプション』の曲にも携わっている
ハンス・ジマーが担当し
ルイーズの車65年式サンダーバードを
イメージした曲になっている。
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