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305/365 2013年『キャリー』 友情、家族の"あり方"を見直す機会になった作品。 キンパリー・ピアース監督

スティーヴン・キングの1974年の同名の小説を原作の3度目の映画化。

クロエ・モレッツ主演であり、ジュリアン・ムーアの熱演ぶりはよかった。

ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』がその映画化第一号であり、"ブタの血を浴びるシーン"はあまりにも有名。


『血』が作品のメイン・テーマであり、初経が原因でカースト上位グループに虐められている女の子が、血を浴び、大切な人が殺された事がキッカケで殺戮に走る。

結構爽快で見応えがあった。

もう一つのテーマに家庭環境と信仰のバランスだと思っていて、アメリカは特に宗教、人種、カーストと人間が複雑なぶん、そのズレが生む人間関係、親子関係の"あり方"を再考させられた映画だった。

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