178/365 1967年『暴力脱獄』 一目見た時に人間的な魅力があるかどうかが肝心。 スチュアート・ローゼンパーグ監督
「一生に一本観るならこの映画だ」「これに比べたら他のポール・ニューマンの主演作などゴミだ」と有名な映画評論家が豪語するほどの作品。
まぁ、邦題と原題は『Cool Hand Luke』と真逆だけど。
この作品のテーマはなんと言っても"反抗すること"。
だけど、それをそのまま描かずに逆に、唯々諾々と従うことの中に見せるセリフや行動をポーカーフェイスでスマートに描かれているのがいい。
見所はなんといってもポール・ニューマンのなんとも言えない笑顔。
たまに男友達の中によくいる、何かわからへんけど、人間的な魅力にあふれる笑顔のやつ。
その笑顔を見るだけでもこの映画は見応えがある。
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