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132/365 2004年『ミリオンダラー・ベイビー』 生かされてると生きてるは違う。 クリント・イーストウッド監督
イーストウッド監督映画の醍醐味は個人的には二面性がハッキリしているから。
本作では、カメラの演出でもコントラストを極端に活かしたり、家族の話になった時に妻と娘は実は死んでいる説をよく聞くが、僕は完全に縁を切っている状態だと思う。
それはイーストウッド自身のプライベートが波乱万丈だから。
本作から思うのは、「死」とは何か。
また「死」を意識するから「生」を感じられるのだと思った。
生きている上で「死」って人生の終止符と思われがちたけど、「死」って生きてる上で体験する"究極の喪失感"と"不条理な犠牲者"だと本作から感じた。
だからこそ「死」と向き合うことで「生」を感じ、生かされている状態から生きてる実感へと変化していくと思う。
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