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285/365 1985年『ブレックファースト・クラブ』 結局"自分は何者か"なんて心のある大人ならわからないのが普通。 ジョン・ヒューズ監督

ジョン・ヒューズ監督の手がける80年代のティーンエイジャー向け青春映画を何本も作った内の一作。

『ピッチ・パーフェクト』や『スパイダーマン:ホームカミング』にしろアメリカの数多くの映画に引用されるなど、アメリカの映画において一般教養に近い映画。

当時にして革命的だった「スクールカースト」をテーマに描いたことで"いじめ"として排除されるわけでなく、単に似たタイプの友達とだけ固まってそれ以外とは距離が出来るなどと誰もが通ってきた普遍的な問題を扱った映画。

この映画を通して言えるのは"自分とは何者か"と言うところ。逆に"自分が何者か"を言える人がいれば"心のない大人"になっていったんだろうね。

80年代のスクールカーストに加えて人種差別、健常者と身体障害者、セクシャルマイノリティなどを題材にしたのがアメリカのドラマ『glee』。

そういう一般教養、哲学的な事を子供のうちから学ばせてあげたいよね。

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