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204/365 1984年『風の谷のナウシカ』 違う信仰心を持つ者同士が平和のために争う認知的不協和な存在こそが人間。 宮崎駿監督

宮崎駿オリジナルの原作漫画を映画化し地球壊滅後の近未来が舞台。

戦争の虚しさと同時に争いしか起こさない人間により起こる認知的不協和が個人的にはカルト的人気の原因かなと。

ある意味風の谷の住人は宗教的な思考を持ち、そうでない人間が秩序を乱す面倒事を起こすなど、無宗教の教養の低さが結局仇となっていたように感じた。

人は何かを信じていたい弱い生き物なんだし、その弱さから平和と安心領域を勘違いしているようにも思う。

だから人は平和のために争うなどと矛盾が生じる中で生きていかなきゃらないのが人生なのかなと思った。


それがある意味人間らしさなのかも。

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