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186/365 1988年『ダイ・バード』 マニュアルなんていらない。 ジョン・マクティアナン監督

1988年当時、シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーなど、死を恐れぬマシンのような「肉体派ヒーロー」を主流とした時代に苦境に悪態をつきながらも立ち向かう「等身大の男」ともいうべきヒーロー像を導入された。

個人的に好みだったのは本作でヴェートーヴェンの交響曲第9番・第四楽章「歓喜の歌」と、ジーン・ケリーによるミュージカルナンバー「雨に唄えば」を音楽のモチーフとして引用している。

『時計仕掛けのオレンジ』のスタンリー・キューブリック監督に敬意を表したらしい。

本作から言えるのはマニュアルなんてクソ食らえって事。

手段教えますとかページクックストラテジー的なマニュアルに基づいた方法なんていらない。

現場はいつも同じ事は起こらないし、臨機応変に対応すればその分力がつく。

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