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77/365 『トゥルー・ストーリー』 高次から世界と人間を知れ。 ルパート・ゴールド監督

ブラッド・ピットが製作総指揮を担当。

実話に基づいた社会派サスペンス映画で、コミカルな演技をする俳優が今作ではシリアスな場面を演じる事が多く話がシンプルな分、作り込みが半端なく最後まで目が離せない作品。


本来、報道・ジャーナリズムは社会的に非常に大きな力をもっていて、報道は真実のみが伝えられるべきである、とあるが、世の中には「捏造」してまで名を上げようとする記者や部数を上げようとする新聞社が存在する。

この日本にだってそうだ。

人間自分が助かるためには平気でウソをつく。本作のテーマは二重否定。

報道自体は"嘘ではない"けど"真実でも無い"
と言ったところだろうか。

読者が読みたい記事を書くだけで、事件の真相については無関心。

だからこそメタ認知が重要だなと。

視座が高い人が視座が低い人を操作するのは世の中の仕組みだな。

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