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131/365 2007年『アイアムレジェンド 別エンディング』 多数派が正解だとは限らない。 フランシス・ローレンス監督

本作の舞台はだれもいない大都市NYにウィル・スミス演じる一人の男(と犬)と、感染者と呼ばれる、一度死んで生き返ったわけではなく、彼らは癌の薬を飲んで、その副作用でゾンビのような姿になってしまっただけで、ある意味人間だという事。

本作から思うのは、ゾンビ化した人間が本作では多数派でむしろ人間のままの主人公たちの方が異端の存在として描かれ、別エンディングは本作の趣旨でもある、何が普通で、何が異常なのかも実は社会の多数が基準になっているという事実が描かれているなと。

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