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60/365 『ダラス・バイヤーズクラブ』 GIVEからしか何も生まれない。 ジャン=マルク・ヴァレ監督

インターネットもなく、まだエイズに対して悪評と誤情報が飛び交っていた1980年代半ば。

しかもアメリカで最も保守的とされるテキサス州。HIV陰性宣告を受けさらには余命を告げられた自分を貫いた実在した男の生き様を描いた作品。

病院は本当に効く薬を与えない、その方がリピートするしビジネスになるわけだ。

最近なんか病院で処方される薬より効く薬やサプリなんてざらにあるしビジネス以外にもこういう見方も出来る。

作中のセリフにもあるが「市民に選択肢を与えるのが怖い」世は答えを医師が出してるわけだから選択肢があると病院ループにハマってくれないよね。

人生においても答えを示された道から外れるなと、社会や周りの人に"常識"とかって言葉で都合よく操られ、外れるのは間違いだと身近なところから無意識下に落とし込まれている。

まじで"正解"なんてないから。

その中で主人公は正しさを自分で見出し、その発端は周りへのGIVEからなんだよ。

だからGIVEし続けるといい循環が生まれてしまうのは致し方がない。

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