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310/365 2020年『殺人ホテル』 "真実""価値""情報"のリテラシーを映画で高めよう。 ヤーラン・ヘルダル監督

人々が飢えに苦しむ終末世界で、悲惨な状況だからこそ娯楽が必要だと説く男に誘われ奇妙なホテルでのディナーショーに参加した一家が主人公。

86分っていう短い映画というのもあって展開が早かったり、サクッとホラー描写もあるけど、サスペンスよりな映画で人間心理を揺るがす人間同士のやり合いは実物。

何が事実で何がデマかわからない情報が模索される中で"事実"なんて信じている人が多ければそれが"真実"とされ"価値"も同じように信じる者の多さによって変わってくる中で、いかに自分自身の判断基準の明確化が大切なんだと考えさせられた映画だった。

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