71/365 『シーズ・ガッタ・ハブ・イット』 多くの人は気づかないうちにカテゴライズされた中の人になってしまっているからつまらない。 スパイク・リー監督
スパイク・リー監督の黒人がテーマな作品はメッセージ性が強いイメージがあるが今作はその心算は必要ない。
主人公の女の子が同時に3人の男性と付き合い、レズの親友からも迫られているがピッチにも見えず至って普通に感じられ
この場合、《遊んでいるが実はピュア》か
《完全に病気で常軌を逸しているか》のどちらかの白か黒かの極端になりがち。
だけど今作から感じられるのは、人は人と対面した時に無意識の内に脳内で五感からの情報を元に想像しその人をカテゴライズされたふるいにかけ、知らないのに知った気になっているのだと。
だからこそ今作の主人公からは《これが私だ》という描かれ方をされ、人は簡単にカテゴライズできないものなんだという事を知れた。
ただ日本の教育的にカテゴライズに当てはまる人を量産されている。だからカテゴライズされている事に気づきカテゴライズの中の1人から抜け出さないといけないなと。
抜け出した人には魅力があるから恋人が3人も出来る。
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