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356/365 2012年『オン・ザ・ロード』 アウトプットの大切さ。 ウォルター・サレス監督

ジャック・ケルアックの1957年に発表した小説『路上(オン・ザ・ロード)』の映画化。

その後にくるカウンターカルチャーブームでよく描かれた"自由を追い求めて広大なアメリカを旅した破天荒な若者たち"が"ヒッピーのバイブル"にもなったように、ジョニー・デップ、ボブ・ディランやデニス・ホッパー、ジム・ジャームッシュ監督などに影響を与えている。

この映画は映画化するにあたってコッポラ監督やガス・ヴァン・サントが試みたが実現されなかった時に、サンダンス映画祭で上映された『モーターサイクル・ダイヤリーズ』をコッポラ監督が観て、この小説の映画化か実現。

この映画を観て思ったのはやりたい事なら何がなんでもやるだろうし、本を書きたいと思うならメモ帳にでもいいから鉛筆で殴り書きすれば良い。

とにかく自分の感じてる事を外に出すことで、誰かに影響を与えたり運が良ければ上のレイヤーの人に引き上げられたりする。

いかに表現者として、そうでなくてもアウトプットが大切かがわかる映画だった。

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