166/365 2009年『第9地区』 映画を見る上で、いかに非言語に隠されたメタファーに気付けるかが大切だなと。 ニール・ブロムカンプ監督
地球に難民としてやってきたエイリアンとそれを抑圧する人間の対立をドキュメンタリータッチに描かれた作品。
これの基はアパルトヘイト制作から来ており、ゾンビ映画で有名なロメロ監督が、
ゾンビをメタファーにして人間や社会問題を描いているのと類似し
本作の舞台であり当監督の出身国でもある南アフリカで起きたアパルトヘイトをメタファーにして同じような視点や手法を用いて
"差別はダメだ"と直接言うのではなく、
間接的に訴えかけていた作品だった。
その非言語の部分に本当に伝えたい事や学べるところがあるから面白い。
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