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100/365 2008年『ダークナイト』 自分なんかより人間そのものを信じろ。 クリストファー・ノーラン監督

ジョーカーは「失楽園」のサタンに似ている。

その中でも有名でカッコいいなと思う所が"神と戦争をして負けても地獄に落とされても諦めない。

天国に居たところで、憎む神様をヨイショヨイショする事が素晴らしい奴隷の境遇を求めるのはやめよう。奴隷としての平和と幸せよりも地獄に落ちて悪魔であっても自由に生きたい"と。

人間を誘惑する事で人間が信じている正義とか倫理を突き崩す事が目的で、本作のジョーカーはそういう存在だと。

お金をいくらもらって奴隷では生きれないし、食べ物をもらったからって生きてはいけないし、人間はどこかで自由に生きたいと思う気持ちがある。

要は常に抑圧に反抗するのが人間の性なんだと思う。

だから自分を知るより、人間そのものを知った方が早いし、そうすれば何かと上手くいく。

それに人生において何かの選択で迷うって事は人間的にどっちでもいいって事なんだからサイコロで決めればいい。

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