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191/365 2013年『ダイハード/ラスト・デイ』 まともな人間なんていないのが普通。 ジョン・ムーア監督

『ダイハードシリーズ』の中でも1番残念な作品。

というのもダイハードの主人公のイメージと本作が異なっていた違和感による別作品を見ている感覚。

それになんといっても展開の波の浅はかさ。

僕自身の『ダイハード』らしさだった政府と黒幕と英雄の三角関係がある中で、ただのアクションシーンではない人間の小汚さ「国のため」と言いながら結局金のために悪事を働く悪党より、テロ対策マニュアルとか言いながら、テロ対策になっていない点など、主人公を含めて誰一人として"正しい人"と呼べる人がいないところから、誰が良くて誰が悪いなんか無く、人間そのものの愚かさが存分に出てたから好きだったのに、それが本作ではなかったのが残念。

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