見出し画像

98/365 1997年『ライフ・イズ・ビューティフル』 常に"相手"主体な発言をするためには。 ロベルト・ベニーニ監督

ホロコーストをユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた作品。

子供の目に見えるほどだんだん厳しくあからさまになってきた時代のユダヤ系迫害という重いテーマの中に笑いあり、涙ありとイタリアらしい後味を残してくれる。

自分が辛い時や世間がシリアスになっている時って同じようになりがちだけど、そういう時こそ"ユーモア"だなと。

"自分が"どうとか考えてるうちは自分の器ってその程度しかないから何かと誰かのせいにする。

自分にベクトルが向いてる間は何をしてもうまくいかないし、自分なんてモノはクソほどどうでもいい。

逆にユーモアを言える器だったり、相手を喜ばせるためのウソって常に"相手が"っていうのがポイントになってると思う。

人生に意味を求めるのではなく、"人生"が私に何を期待しているのかと相手主体で問う事が重要だな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?