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213/365 2009年『シリアスマン』 余白の多い映画はものすごく勉強になる。 ジョエル・コーエン監督 イーサン・コーエン監督

コーエン兄弟お得意の”ホラ話”から冒頭に始まる。

コーエン兄弟達の親の世代をモデルに”小市民的な真面目な男”が人生の坂道を転げ落ちていく悲喜劇を描いたブラックコメディ映画。

1967年といえばユダヤ人コミュニティーの伝統的な価値観も大きく揺らいだ変革の時代と呼ばれ世界中の国々の価値観が大きく揺れ"自由"が説かれるようになった時代。

コーエン兄弟の映画の特徴として時代背景にフォーカスした映画が多く、主人公の現状は変わらなくとも時代背景や作品の、余白の部分に問題を提起させる内容でどの作品も興味深く好きな監督。

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