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96/365 1991年『羊たちの沈黙』 "紳士"を具体化すると 女性の人権を尊重出来る人なんじゃないかと。 ジョナサン・デミ監督

サイコースリラー映画として有名な作品。

人間の性を上手く表した描写が多く、ホラーとしての要素よりも"フェミニズム"に対するテーマ性を感じた。

というのも"FBIに所属する主人公が女性である事"と"殺害される人が女性である事"の2つの点から女性はか弱く可愛らしい存在であると、多くの人が「社会=男社会」といった概念を持っている事で、出演している男性の目の動き、行動、セリフ等から多くの女性の立場が弱くなっている姿を描かれていたように思えた。

特にFBIの様な女性の割合が圧倒的に少ない組織においても女性ってだけで立場が弱くなりがちで、僕自身その立場に立った事は無いからわからなかったからこそ、より"フェミニズム"についてもっと知ろうと思えた。

女性が活躍する映画は少ないが性別関係なく「テルマ&ルイーズ」と「フォーエバー フレンズ」は見るべき。そうすれば女性に対しての見方も変わるなと。

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