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342/365 2013年『メビウス』 余白の多い映画ほど、感性が磨かれる。 キム・ギドク監督

正直、もう二度と観たく無いかもしれない。

面白くないとか怖いとかそう言うわけじゃなく、この映画は「笑い」「叫び」「泣き」だけで構成され、観る人によって捉え方が確実に変わるバイオレンス映画。

過激且つ生々しい内容になっていて、息子の男性性器を母がナイフでちょん切るシーンが冒頭にあって、ナニが無くなったせいで、エクスタシーを感じる方法はヤスリで肌を削ったり、ナイフを肩に刺してグリグリするような自傷行為に繋がっていく。

手足ならまだしも、ナニをちょん切られるシーンなんか激痛だし、その切られた先は車に轢かれるとか。

本作はセリフが無い中捉え方はたくさんあると思う中で、テーマは「コミュニケーション」と「非言語の言語化」だと僕は思う。

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