立派な血管(笑)
急性骨髄性白血病ってとにかく採血、採血。
特に入院して治療に入ると1~2日置きに採血して数字を見るのね。
その採血は、ほぼ看護師さんがなさるわけですが、私の血管は太くて浮き出てて採りやすいらしい。
看護師さんも仕事柄すぐに血管に目がいくらしく、私の血管は何人もの方にお褒めをいただきましたw
そういえば、よく献血してたときもさしやすくて血の勢いが良いから、後から入っても前の人が終わる前に私の方が終わってた。
そんなに採りやすい血管ならばと…5月から血液内科にいらした新人の可愛い看護師さんに「10回までさしなおしOKだから、採ってみませんか?」 と先輩看護師さんがいるところでアプローチしてみた。先輩看護師さんも採りやすい血管だから是非採血させてもらいなさい、と乗り気。
彼女も少しその気になってたんだけど、7月の入院時はタイミングがあわずに9月に持ち越しとなった。
採血は夜勤明けの看護師さんが採られるんだけど、新人さんは夜勤が少ないのね。しかし、ピッタシ新人さんが夜勤明けの朝に採血があり、今回は本人もやる気になってた。
朝一で私の熱とバイタルはかって後でもう一度採血にきます、と…。
さて、それから1時間後、誰が新人さんと採血にくるのかと思ったら、この病棟唯一の男性看護師さんだった。
さぁ~新人さんによる採血が始まる。
彼女クールだから全然緊張してるように見えなかったけど、やはり緊張してるのか駆血帯での圧迫が甘い。
「もっと思いっきり締めて大丈夫だよ」といってあげても中々締め上げられないのね。これは緊張というより初めてだし性格的なものか(まぁ強く締めればいいってわけではないけど)
まぁ適当に縛ってもぷっくりと出てしまう私の血管。
いざ、採血。
イタっと思った瞬間、「さしすぎ、引いて!」って先輩看護師の声(もうちょっと静かに言ってあげればいいのに…)
おっ、血が溜まってゆく。
無事終了。
止血して血を採血管にいれるのに、ちょっともたついちゃったら「採血管、早く! あ、名前確認した?」とまたも先輩看護師…(-_-;)
アカン、声がキツイよ。それじゃよけいに緊張するじゃん。
思わず、私「はいはい、先輩落ち着いて、彼女初めてなんだから、そんな言い方したら余計緊張しちゃうよ」
「ごめん、ごめん。パパ焦っちゃって…」←こういうノリの人
(パパwww 確かにパパだわ)
まぁそうだよね。他の方のも採らなきゃならないわけだし、のんびり採ってるわけにもいかないってとこよね。
手際はイマイチだったかもしれないけど、無事に採血デビューした彼女。あとで話をしたら私のあと他の人のも採血したとのことでした。
うん、素晴らしい、やっぱりこの子は芯が強い(顔可愛いし←ココ重要)
数日後38.5分の熱が出た私の血培を採りにきたのも彼女だった。
「え? 私の血培採ってくれるの?」
「はい、何事も経験ですから…」
って、すごい進歩じゃないの。
今度は女性の看護師さんと一緒だったからか、一本目はすんなり採れた。さて2本目…採れない。
さし直してみる? と聞いたら、ちゃんと入ってるんだけど…というので少し探ってみたが逆血なし。痛みがあるから、もしかして深いのかな…と思い針を少し引いてもらったら今度は採れた。
無事に血培もクリア、おめでとう♪
私は4クールまでの治療が済んだので、今後彼女に血を採ってもらうことは、ないだろうけど(あったら再入院、それ困る^^;)これから何人も採っていくうちに上手くなっていくんだろうね。
こういう感覚は身体で覚えていくものだから…。
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ちなみに40度の熱が出て2度目の血培は研修医の先生に採ってもらったんだけど…さしたところ2ヶ所とも青くなっておりましたわよw
もし来年の4月にこの病院にいらしたらマルクをぜひ、とお願いしてあるが…マルク、失敗すると怖いよね。それでも研修医の先生がなさるというならお任せいたしますわ。
私ってどこまでマゾなんだかw
Kyrie
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