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統合失調症の対処法

こんにちは!しらすです!


今回は統合失調症の対処法について簡単に書いていきたいと思います。


統合失調症とは

統合失調症とは、幻覚や幻聴が現れる病気で、100人に1人に発症すると言われています。

症状には3つあり、

・急性症状:幻覚、幻聴、妄想

・陰性症状:気分の落ち込み、感情の鈍化

・認知機能障害:注意力の欠如、集中力の低下

があります。

症状の安定には少なくとも3か月ほど要すると言われています。

また、自分に合った薬を見つけるにも2カ月以上、必要かなと思います。


ここから対処法について書いていきます。

・認知行動療法ACT(アクト)

ACT(アクト)とは、マインドフルネスをベースとした認知行動療法です。

統合失調症にも効果があるとされています。

ラス・ハリスさんの以下のシリーズがおすすめです。

そこで紹介されているテクニックは、簡単に紹介すると

1・脱フュージョン:思考を切り離す

2・拡張:思考や感情に居場所を作る

3・接続:今この瞬間に集中する

4・観察する自己:自分を客観的に見る自己

5・価値の確認:価値観を明確にする

6・目標に向かっての行動:価値によって導かれる効果的な行動

です。

統合失調症に大事なのは、個人的に1・脱フュージョンと2・拡張、4・観察する自己だと思います。

事実でない声が聞こえたり命令が聞こえたりすることのある統合失調症は、その思考を切り離して居場所を作り、その思考や感情が有益なものかを判断することが必要だと考えられます。


ぜひ本を読みながら実践してみてください。徐々に思考に飲み込まれなくなります。

私もこれを実践し始めてから、単なる思考と症状を見極めることができるようになってきて、思考を流せるようになったので、だいぶ楽になりました。


・リワークプログラムやLINEなどの当事者のグループに参加

当事者がいるグループに参加すると、自分だけではないんだと思えて気持ちが楽になります。

リワークプログラムでは対面でお話しすることになります。

自身の病状を振り返って話し合うなどのプログラムが組まれることがありますので、

そういったときに自分の病気のことを気兼ねなく話せるというのは大切な機会なのかなと思います。

また、最近はLINEでも当事者同士がコミュニケーションできる統合失調症のグループがあります。

そこでは就労移行や就労支援など制度についての情報の交換や薬についての情報交換もできますので、目的を持って参加してくる方もいらっしゃいます。

ただし、発言するのに勇気が必要だったり、上手くコミュニケーションが取れるかは分かりませんので、完全に自己責任となります。


・頓服を使用

私はまだ使ったことがありませんが、苦しい時のために頓服をもらっておきましょう。

実際飲まなくても、いつでも服用できると思えていれば気持ちに余裕がでますので、おすすめです。

主治医に相談して、活用するようにしましょう。



ここまで簡単に、統合失調症の対処法について書いてきましたが、いかがだったでしょうか?


統合失調症だということを話すと、ネガティブなイメージを持たれることもあるようです。

なので、私は会社に病名をオープンにしておりません。診断書には「抑うつ状態」と書いていただきました。

オープンにした方が良い方もいらっしゃいますので、それはご自身で判断してみてください。


少しでも統合失調症の方が楽になりますように。


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ではまた!

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