シグルイとかいう漫画を読んでみた
シグルイ。
漢字だと死狂い。
なかなか強烈な漫画だった。
面白いかそうでないかで言えば、面白かった。
夢中で読んだし、合わなければ途中で読むのを辞めていただろう。
が、しっかり読了した。
何が面白いって、とにかく印象に残るシーンが多い。
力強い作画に秀逸なセリフ回し、ギャグともシリアスともつかぬシュールな描写。
さらに登場人物はほぼ全員何らかの狂気を孕んでいる、一癖も二癖もあるキャラばかりだ。
サムネにした画像、茎(なかご)受けは作中でも屈指のかっこよさを誇る名シーン。
元々このコマは見覚えがあったので、ネットの海を彷徨ってるうちにどこかで見かけたのだろう。
この漫画を一言で表すならば、武士達の死闘を描いた時代劇と言ったところか。
時代は江戸時代の初期。大名の前で真剣を用いた御前試合が行われるところから始まる。
戦うのは、片腕を失った隻腕の剣士と盲目の剣士。
特に後者の構えについては、あまりに奇怪で強烈に目を引く。
という感じでこの漫画、いきなりクライマックスから始まるのだ。
その後、時は7年前に移り、二人の剣士の因縁が描かれる。
何があって一方は腕を失い、一方は視力を失ったか?
めちゃくちゃ気になるし、一気に物語に引き込まれた。
この二人だけでなく他の人物も個性溢れるキャラばかりで、登場シーンは少ないながら絶大なインパクトを残したキャラも少なくない。
簡単に人体が切断されるし平気で臓物は出てくるし、変態的なシーンも多い。
よって万人に薦められる漫画ではないが、刺さる人にはかなり刺さる作品だろう。
ベルセルクや殺し屋1、ゴールデンカムイなんかが好きな人はハマるかもしれない。
ちなみに私はこの3作品全部好きだ。
最後に、これまた絶対なインパクトを与えてくれたとあるシーンを紹介して終わりにする。
当然のように糞をひるな!!!!!
ぶりぶりっ
ボトッ
じゃないよ全く…。
ちなみにこの剣士、ちゃんと強いのがまた笑える。
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