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散文詩

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#詩

SHABRINA NO HAVEN

SHABRINA NO HAVEN

星の隙間で踊ってるだけ
つま先立ちで
月のはしっこで泣いてるのは誰?
行くあてもなく
帰る場所もなく

生きているのに疲れたんだよ
うそぶく君に 愛のバックドロップを

愛だ恋だ天使だ運命だ
そんなものはくそったれのイデア
世界は変わらない

星の隙間で踊ってるだけ
ワルツのリズムで
月のはしっこで泣いてるのは誰?
行くあてもなく
帰る場所もなく

勇気をくれよ イマジネーション
素直な気持ちで

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花咲く旅路

花咲く旅路

薄緑色のレーザービームの上を歩いている

周りは靄がかかっていて

どこまで続いているのかわからない

目の前に

背広姿の一つ目の男が立っていた

「よう、あんた、何者だい?」

それはこっちが訊きたいよ

男と並んで歩く

いろいろな話をしながら

「学校へ行くというのは黒を白と言うための訓練さ」

なぜそれを俺に?

さあねと男は言った

しばらく歩くと

赤い炎に包まれた女が立っていた

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ハッピー・ライフ

ハッピー・ライフ

ブラームスの4番を聴きながら

カレーを煮込んでいる

開いている窓からは秋がやってくる

ハートランドを飲みながら

カレーを煮込んでいる

素晴らしい時間だ

インターホンが鳴る

「お宅のネット回線見直しませんか?」

「結構です」

キッチンへ行き

カレーの具合を確かめる

そして

グラスのビールを飲む

足を組んで

読みかけの短編小説を開く

インターホンが鳴る

「三ヶ月だけ新聞

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幸福な食卓

幸福な食卓

将来はきっと温かい

ごはんがおれを待っていて

赤ワインにビーフシチューなんて

そんなことを思ったりもした

こんなんでいいんだろうか

そんなわけないじゃんか

でもどうしようもない

将来はきっと可愛い

子どもがおれを待っていて

「今日は一緒に寝ようね」なんて

そんなことを思ったりもした

こんなんでいいんだろうか

そんなわけないじゃんか

でもどうしようもない

未来はきっと

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I love you just like this rain

I love you just like this rain

U子ちゃんはときどきわからないことを言う
それは彼女がかわいそうな子だから
無垢な気持ちを踏みにじられた
かわいそうな子だったから

いろんなものを見すぎて
世界全部が毒だと言って
闇の帳に閉じこもる
かわいそうな子なんだから

手を差し伸べても光は届かず
重なり合うことはなく
我に光を!と思うのも惨めったらしくて
もしこの気持ちが愛ならば
そんなもの、犬に食わせろ

U子ちゃんは常々慈しむ心を持

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