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根本にある原因はなにか?をちゃんと言えるかどうか。

麺類をこよなく愛する高田です。

そうめんが一番好きです。どれだけでも食べれてしまいます。今日みたいに気温が20度超えそうな日は、つるっと食べたくなり、ついお昼にはセルフうどんを食べてきました。

今日は朝からスタッフ面談。みんな頑張ってくれてます。若いスタッフが多い店舗なので、ざっくばらんに話せる一方、意外と本心を伝えることが苦手なスタッフが多いのも事実です。まあ、会社に本心をぶつけることは基本的にないのです。お客様と一緒で、「無言で去る」というのが結果です。

そんな中、昨今わが社の新店舗開業はイマイチうまくいってません。

コロナ禍の中、出店を決めたことは間違ってないと思います。モデルも今までの大型箱物店舗から少し目線を変え、少人数で利用できるような業態なのも間違ってないと思います。(まぁ多々疑問があることもあるのですが)

そんな中、12月にオープンを迎えるにあたって集客がうまくいってません。これはわが社が毎回繰り返すパターンなのですが、このオープン2週間前とかで「スタッフ紹介」を課します。いわゆるノルマ集客です。

支配人レベルは5名のノルマが課せられ、店舗全体では多い店舗で50名ほどのノルマになります。これは学生アルバイトも含めてです。

この集客ノルマを課すこと自体は、そこまで問題でないと思っています。それほど新店舗の立ち上げというのは大変だし、今この店舗がこけると相当まずい。それもあって、全社として絶対に達成したい。すごくわかります。

ですが、なぜ毎回毎回この困窮してからそれをするのか?

さらに、なぜ毎回集客できずに困窮するのか?

担当者の見解は、「価格設定が高額であったため、内見していい印象を持っても、金額の部分でしぶられてしまう」ということでした。

で、あればそもそも会費に見合ったサービス提供ができてない、ということです。その価格でも「いいな」とか「これなら困ってることが解決できるな」というモデルになっていないからです。

さらに「コロナの影響で人が集まるところの需要がない」なんて言い訳は、一切意味を持ちません。集まるとこには集まってるんだから。

ここの根底部分の問題を共有せず、解消せず、スタッフに紹介ノルマを課すことに違和感を覚えるわけです。

何度も同じ失敗を繰り返し、その都度スタッフのテンションを下げ、赤字店舗を生み出す。こんな悪循環な会社、早々ありません。(自社)

わざわざ支配人レベルのメンバーがオンライン上で時間を作ってミーティングに参加しているのにも関わらず、担当者はお願いしかしない。

きちんと反省点を共有し、なぜ集客できなかったか。

大本のビジネスモデルがすでにダメだ、というならそもそもの設計が間違っているわけですから、そこから軌道修正しなくてはいけないし、

マーケティングの方法を間違えた、というのであれば、正しい方向へ修正しそこで集客しなくてはいけないし。

「とにかく頑張れ」では、誰もがんばれません。

みんな今自分自身のおかれている状況で必死です。

こんなミーティングをしているようでは、成長はないと思いましたし、こんな場所にずっといるわけにもいかないとも思いました。

が、すぐに辞めるとかそんなことでなく、それにきちんと向き合える会社にしていかないと未来はありません。嫌なものにフタだけしたって、結局その嫌なものは消えて解決するわけではないのです。

久しぶりにイラっとしたミーティングでした。笑

ちゃんとミスを認めて反省する、学んで次に活かして、今より良い結果を出す。プライドばかり高くなっている人ほど進行を妨げるものはありません。

そのルーチンがないと、企業成長なんて絶対にできないと思います。

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