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デザインに出会って10年経つ中でやって良かった10のこと

現在所属しているStockmarkにてアドベントカレンダーを実施しているため、その14日目として書くことになりました。

高専(専攻科)を出てから進路も決めずフラフラしていた23歳の時にデザインという概念に出会い、気づけばそこから10年という時が経過しました。
気の赴くままに生きてきた運要素高めの人生ですが、ブルーロック 87話「LUCKラック」にもあるようにその運を掴めるように行動してきたから今があるのだとポジティブに受け取ることにして、今までやってきて良かったことを掻い摘んで紹介したいと思います。

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「ブルーロック」 第11巻より

1. 興味を持ったら躊躇せずに試す

デザインという概念に出会った時、美大を出た訳でもないですしきちんとデザインを教えてくれる人も側にいる訳ではありませんでした。
また、当時は今ほどデザイン関連のWebサービスやコンテンツが充実していた訳ではないので、とにかく近くの本屋や古本屋に通って気になる本を片っ端から買って勉強していました。

バイト代のほとんどが本とお酒に消えていきましたが、知らないことに対して自ら考えて学ぶ癖を付けられたことは幸せだったと思います。

また、漫画や映画、旅行に出かけてその土地の風土を感じるなど、あらゆるコンテンツに触れて経験や共感をすることも大切です。一時期、むさぼるようにインプットしましたが人として伸びたなという感覚を持ちました。

2. オススメされたものは即試す、即ポチる

値段によりますが誰かに「オススメのXXXはありますか?」と聞いた時に答えてもらえたものに関しては即購入するようにしています。買っておいて消化できないこともありますが、何よりも相手がこちらに対して良い印象を持ってくれるため損することは1mmもありません。

ちなみにStockmarkに入ってからオススメのゲームを4〜5本ほど教えてもらい全て購入しました。(合計で150時間以上を消費。)
その中にはSEKIROというゲームもあったのですが、このゲームをプレイしてから大抵のゲームはイージーモードに感じられるようになりました。

3. 向いていない仕事はやりたくないと伝える

基本的には何でも試してみるスタイルでいますが、一度ないし何度も試してみる中で興味を抱けなかったりパフォーマンスを発揮しにくい領域は必ず存在します。
パフォーマンスが出ないと仕事に対するモチベーションが落ちてしまう結果となり、雇う側からしても好ましくない状況になってしまいます。

トライしてみた結果、適正がなさそうな仕事に関してはやりたくないことを伝えましょう。

4. 興味のあること・挑戦したいことを伝える

やりたくない仕事に関してやりたくないと伝えるのは簡単です。自分自身のマネジメントや評価をしてくれる方がデザイナーの方であれば、それでも通じるかもしれませんが、そうでない場合はただのワガママな人に映ってしまいます。

相手はデザインやデザイナーのことをきちんと理解している訳ではありませんし、それ以上にあなたのことを理解してくれている訳でもありません。
まずはデザイナーに求められるスキルやマインドセットなどをまとめて、興味のあること・ないことを相手に伝えてみましょう。対話大事です。(ここら辺はまた別で詳しく書こうと思います。)

5. 身銭を切って事業を行う

過去に起業をしたり、テクノうどんというイベントを開催したことがありますが、手持ちの資金をいかに上手に使って成果を得るか考えなくてはなりませんでした。1万円の広告費だったとしても自費ならば緊張感が生まれます。

有料のツールを導入したりクオリティを追求したくなることもあると思いますが、費用対効果を考える癖があるおかげで、そこに費用や工数をかけるならこっちに力かけた方が良くね?と考えられるようになりバランス感覚が良くなったように思います。

6. 基本的なビジネススキルを身につける

デザインスキルを身につけようと躍起になってしまいがちですが、何だかんだで社会に出ている以上は基本的なビジネススキルは身につけるなり知っておくべきです。
もう少し早く知っておけば仕事の進め方であったり考え方が変わり、成長できたかもしれないなと20代中盤の時に思ったり、思わなかったり。

7.運動習慣を付ける

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「ハイキュー‼︎」第43巻より

30歳手前になってから急激に代謝や体力の低下を実感するようになりました。人によっては肩こりや腰痛に悩まされるでしょう。
体は資本であり、人生100年時代と言われるようになった今、将来の蓄えを持つこと以上に健康であることは重要であると考えています。

腕立てを10回も出来ない体でしたが4~5年前から筋トレを本格的に行った結果、ベンチプレスでは90kg、スクワットでは140kgくらいまで挙げられるようになりました。筋トレのせいでぎっくり腰になったこともありましたが、今では慢性的な肩こり・腰痛はありません。

嫌なことがあった時は重りを挙げればスッキリするし、ガタイが良くなると高圧的な態度も取られなくなるので本当にオススメです。

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「鬼滅の刃」第1巻より

8.ちゃんと寝る

歳を取ると無理が出来なくなります。20代中盤までは深夜まで働いても何とかなりましたが今はそうは行きません。このアドベントカレンダーも昨夜遅くまで書いていましたが本日、ダメージがえげつなく残っています。

締め切りのある仕事は終わらせるべきだと思いますが、そうでない場合は潔く切り上げることも大事です。見積もりが甘かったのか、自身のスキルが不足していたのかの振り返りを行い、次からきちんとやれるようになれば良いというマインドを身につけましょう。

9. 他人と比較しない

SNSが普及したおかげで良くも悪くも他人の成果や経済状況が目に入るようになりました。それを見て焦ることも時には大事でしょうが、気にしてもしょうがないことの方が多かったように思えます。
比較対象はあくまでも昨日の自分です。

もし比較するのであれば、例えば「あの人は絵が上手。自分も上手くなろう。」というような抽象的な捉え方ではなく、「あの人は対象から構造を読み取る力と、それが伝わる最低限の要素にまで削ぎ落とす抽象化の能力が高い。自分も出来るようになりたいから、まずは構造を分解できる観察能力を付けよう。」くらいまで具体的に落とし込みましょう。
要素分解とその言語化ができると相当違いが出ます

10.道具にはお金をかける

仕事道具はお金をかけて良いと思っている派です。RPGでいえば最初から強い武器を持っていた方がストーリーをサクサク進められるように、現実世界でもそれはあると思います。
ただし、買う場合は現状の課題とその製品を買うことでどのようになりそうなのかくらいの想像をして、金額に見合うほどの物なのかを検討することをオススメします。

ちなみに自信を持って買うべきと言えるのは以下3点のみです。

  1. MacBookPro(メモリ32GB)

  2. 昇降デスク

  3. 4kディスプレイ(31.5inch)

最後に

以上、やって良かったこと10個を紹介させていただきました。10年を振り返ってみて、まだまだだなと思う部分もあれば、良くやってきたなと思う気持ち半々という感じです。
まぁでも僕は僕なりにのらりくらりやっていきたいと思います。

それでは👋


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