攻めるメディアとはなんだろう ~THE GUILD #04 「攻めるメディア!」に参加してみて~
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攻めるメディアとはなんだろう ~THE GUILD #04 「攻めるメディア!」に参加してみて~

毎回、学びの多いTHE GUILD勉強会。今回は#04「攻めるメディア!」に参加してました。今回は話しを聞いてきた中でメディアに対しての認識が勉強会の前と後でどのように変わったのかを書いていこうと思います。

マスメディアとの関係の変化

自分が30年間、生きてきた中で情報収集の仕方というのは年々変化を遂げてきました。中学校まではテレビや新聞といったマスメディアから情報を手に入れ、自分の専用PCを持った高校からはググったり2chからの情報を。そして、20歳を過ぎたあたりからはSNS等を用いて様々な情報を得るようになりました。

このSNSの登場は自分の中では大きな変化でした。様々な意見や見方、そしていわゆるマスメディアからは知りえない情報も手に入れることができるようになります。さらに共通の趣味や興味を持つ人とも出会えるようにさえなりました。このことは自分にとって非常に嬉しい出来事だったことであり、世の中の見方が変わった瞬間でもあったことを今でも覚えています。

そのような中、マスメディアに対する印象も少しずつ変わっていきます。情報の発信は一方通行であり、内容は偏っており冗長。twitterで検索した方が新鮮でピュアな情報が手に入りやすくなりました。

田端信太朗さんと本田哲也さんの著書に

“テクノロジーがメディア環境の前提条件を大きく変え、一般ユーザーにメディア空間上の「編集権」「編成権」を移行させてしまった”
【参照】『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』, p.37より

という記述がありますが、メディアの編集権が個人に移行した今、個人的に地震情報や格闘技、好きなアーティストやクリエイターが特集されて出演しない限りはテレビを始めとしたマスメディアを視聴する理由はなくなったなと思っていました。

今回登壇した方々の発表内容に関して

そのような中で勉強会に参加してきたのですが、先に各社の取り組みや工夫に関して少しだけ紹介します。

TBSテレビ
ニュースが少しスキになるノート:記者や取材相手の顔が見える「小さな物語」を中心に読める化を試みる。
教えてTBSニュース(β版):ニュースに関する疑問に現場の記者・カメラマンが答える「双方向」の場を提供
いらすとキャスター:アナウンサーをいらすとやのイラストに。女性でも観れる、ざわざわしないバーチャルなキャラクターを考えた時に案が出てきたそう。明るいニュースを流すようにしている。
AbemaPrime
・話題を逆算して企画を考える
:某アイドルグループの活動中止の緊急会見の様子はWeb掲載は禁止。そこで記者会見を実況するという思い切った企画に。
マスじゃないけど誰かが熱狂する話:吃音や2ch住民に関するニュースを報道。ニッチなんだけどそれを見て熱狂するものを特集する。
ちょっとしたタブー感に触れる:麻原彰晃死刑囚の三女を酔わせたらどうなるか?という発想から居酒屋談義の特集を組む。

日本経済新聞
スライドが公開されているのでそのままスライドを。

受け取る側のことを想った報道や伝え方へシフト

簡単に紹介しましたが3社の取り組みやその後のトークセッションを聞いていて思ったことはどこも非常に視聴する側の人のことを考えて情報を配信・発信しようと心がけているなということでした。

そんなの当然じゃないかと思いがちですが、TBSテレビではテレビで出していれば届くと思っていたという話しや、日経新聞ではデータがないため供給者目線で作った記事を届けてしまいがちなのが今までだったようです。

それが今では少しずつデータを見ながら届けるスタイルに変わっていったり、教えてTBSニュース(β版)のように双方向でのやりとりができるスタイルや、AbemaPrimeのマスじゃないけど誰かが熱狂する話など、既存の仕組みや業界の慣習を疑いつつも生かしながら、デジタルなどの力と掛け合わせ、いかにユーザーが求める情報を届けるかの模索しているんだなという印象を持ちました。

信頼を作ることが大事だからこそ攻める

話しを聞いていく中でマスメディア側にいる方達の印象がグッと良い方に変わっていったのですが、トークセッションの中で深津さんがメディアの価値はストーリー、解説、誰が考えるかになっていくというようなことをおっしゃっていました。

そして、メディアは何のために攻めるんだろう?ということを考えた時に、それは価値を感じてもらうための土台作りのため。すなわち、信頼構築のためなんだろうなと思います。

ちょうど、その日の夜にTwitterを見ていたらMomoチャレンジというフェイク情報が出回っていることで話題になっていたのですが、このような時代だからこそ、いかに情報の出どころとして信頼・安心できるかどうか大事になってくるはずです。

既存のスタイルに捉われず、情報を受け取る側のことを考えた攻める姿勢でのコンテンツ・情報供給が共感に繋がり、信頼へと変わる。そのようなことをしている・していこうとするメディアに今一度目を向けてみるのもすごく面白いのかもしれないし、ちょこちょこと見てみようと思った勉強会でした。

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Notionに書いたメモも公開しておきます

実は今回、非常に伝えたいことが多かったため、全て書けていないというのが正直な話しです。
そこで、整理整頓されている訳ではないですが時系列に沿ってメモしているNotionを公開状態にしておいたので詳細を知りたい方はぜひご覧ください。


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駒ヶ嶺 亮一

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