保育士有資格者「折り紙講座」に参加したまとめ〜復職を検討している人向け〜
本日は、私が住んでいる市町村が運営を行う、保育士有資格者向けのスキルアップセミナーに参加してきました。
資格は持っているけど、現在保育現場で働いていない人向けの講座になっていまして、私は今回初めての参加でした🤩
今回講師を務めてくださった先生とは学生時代からご縁のある先生だったので、期待もひとしお!!
子育てから離れて、自分の時間を有意義に使えた2時間で、あっという間に時間が過ぎるくらい、大満足のひとときでした。
今回は、その講座に参加した、私なりのまとめの記事になっています。
・折り紙について、興味がある方
・保育現場で折り紙をやっているけど、子供への教え方に迷っている方
・折り紙をすることに、苦手意識がある方
上記に当てはまる方は、ぜひ興味のあるポイントだけでもご覧ください!
1.折り紙の歴史と、保育における魅力。
1.約150年前から親しまれている。
ヨーロッパから、日本にフレーベル教育が伝わったのが、今から約150年前。
その当時から、折り紙という遊びは日本に浸透していたことから、ヨーロッパの教育現場でも、折り紙を親しんでいたことが分かる。
また、室町時代には武家が娯楽として楽しんでいたものが折り紙に近いものであった。
夏目漱石が、側近の弟子が風邪を引いたときに、折り紙を折った作品を見舞いとして贈ったという言い伝えがあることからも、「大人の趣味」として昔は親しまれていたことが分かる。
2.折り紙を通して、子供が育つ力
3.子どもにとっての折り紙の魅力と伝え方のポイント
★子供が完成した折り紙を見せにきたときに、「上手に出来たね。」と声をかけるのは、褒め言葉ではない。
上手=評価をしている言葉掛けになるので×
「面白そうなものが出来たね。」「これは、〇〇を書いたのかな?」など、子供の想像力を掻き立てる言葉掛けが、製作においては理想的である。
2.研修で製作をした作品
0.紙にも縦向きと横向きがある。
折り紙の中心を中指で支えると、どちらかにしなる方向がある。
それが紙の縦向きになるので、立体的な作品を作るときには、その向きに合わせて折り始めると、完成したときにしっかりと立つ作品になる。
また、冠やお面を作るときにも、縦向きを意識しないと、しなって見栄えの悪い製作物になることがるので、紙の向きは重要!
1.くるくるちょう
★3歳児クラスで折り紙を楽しむときには、手が小さいので、一般的に使われている15cmサイズではなく、11.5cm折り紙を使うのが理想的。
2.おやまのお猿
★猿が下から木登りをするように、遊んで楽しむことが出来る折り紙。
猿でなくても、自分の顔やキャラクターに変身させても、楽しむことが出来る。
3.アクロバットホース
★くるりと回るときに、薄い色よりも濃い色の方が重みがあるので回りやすい。
赤、青、緑、茶色などの原色がおすすめ。
4.11ぴきのねこ
★付箋紙で魚を描いたものを食べさせて遊ばせることが出来る。
魚以外でも、肉や野菜、フルーツでも◎
5.カーネーションのメッセージカードとコーナークリップ
6.ポケットフラッグ
★のりもハサミも必要なし!折り紙を長方形に切るだけで作れるフラッグは、「現役時代に知りたかった〜」というくらい目から鱗の作品だった!
写真のように、ボーダーの柄を選ぶと横の柄と斜めの柄に分かれるので、紐に挟むときには注意が必要。
3.まとめ
研修の内容を簡単にまとめた記事になってしまいましたが、多くの収穫のある研修でした。
紹介できなかった作品は、会場で見本となり渡したまま持って帰ってくるのを忘れてしまったので、後日後付けで紹介出来るようにしたいと思っています。
折り紙は苦手意識がつくと、なかなか克服できない遊びのひとつだと先生は仰っていたので、「上手」「下手」で子供達を判断せずに、
「失敗したらまたやってみればいい。」「ゆっくりで大丈夫だよ。」と声をかけ、自分で気づき新しい発見が出来る瞬間を与えることに重きを置くことが大切なのだなと、実感しました。
写真の中には、私のメモ書きもあり見づらい点もあったかと思いますが、保育や折り紙を楽しむときの参考になったら嬉しいです♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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