HUNTER×HUNTER考察 ボマーの能力についての考察



はじめに

爆弾魔(ボマー)とはグリードアイランド編で出てきたプレイヤーキラーであり、ゲンスルー、サブ、バラの三人組を指す。
ここでは彼らの念能力について考察していきたい。

一握りの火薬

ゲンスルー単体の能力である一握りの火薬(リトルフラワー)。
原理としては簡単で、その名の通り一握りの火薬を具現化し、さらに変化系でオーラを炎に変えて着火して爆発させる能力だろう。
ゲンスルー自身は具現化系なので、となり合う変化系は得意とするところであり、また炎など想像しやすいものへの変化は比較的容易なのだろうということは、念能力の系統と以下略考察で書いた通りである。
握ってからしか爆発できないのは、具現化するのが火薬であり、火種がないと意味のない能力だからだろう。
具現化と着火、さらに凝を同時に行うあたり、技量の高さが伺える。

命の音

もうひとつの能力である命の音(カウントダウン)は放出系・操作系・具現化系を用いた能力であり、仲間であるサブとバラとの相互協力(ジョイント)型の能力だろう。
ちなみに、サブもバラも名前の由来はゲイ雑誌からなんで、彼らはそういう関係なんだろうと予想される。
爆弾魔(ボマー)と口にしながら触れることで設置し、能力の説明をすることで起動させる。
この条件は、おそらく爆死させるための威力を底上げするための制約だろう。
通常具現化できる爆弾であれば、おそらくは凝などで対処できるのではないだろうか。
その根拠となるのが、一握りの火薬(リトルフラワー)だ。高火力の爆弾を具現化できるのであれば、わざわざ火薬を生成する必要はない。
おそらくは爆弾ではそれほど威力がなかったため、局所破壊に火薬と炎の変化による爆破を用いたのである。
強力な爆弾を具現化させることは人間の限界を超えているものの、大量の火薬を具現化させることは問題ない。そういうことだろう。
というわけで、その強力な爆弾を制約によって作り上げ、放出系要素にて設置可能な能力にし、操作系要素にて爆発までの操作を行うといった感じだろうか。
設置はしても、条件を満たすまでは具現化しない。というよりも、条件を満たした瞬間に具現化された爆弾がとりつくのだろう。ノヴの念能力である4次元マンション(ハイドアンドシーク)の出口のようなもので、これは放出系の要素だと思われる。

おわりに

サブとバラの額のタトゥーなんかも考察しようかと思ったけど、わかんね。
悪魔と燭台なのかなぁ。もしくは燭台でなく三叉槍で、三人の悪魔ってことを示しているのか。
なんのタトゥーだかわからないから、考察しようがないよね。
相互協力の証だとかなんとか考えられないことはないけれども、特に意味はない気がする。
一握りの火薬(リトルフラワー)で両手を凝で覆う感と眼鏡がゴトーに似てたんで、思い出して今回考察してみました。
姿形だけでなく、火薬や爆弾など機能含め再現して具現化しているため、ゲンスルーの天賦は納得できるものかと。
まあでもヒソカ相手だと、ゴトーと同じような感じでやられるんじゃないかな。
すまない、ホモ以外は帰ってくれないか!

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