『小さな進歩を見逃すな』

こんばんは、やまこーです。

今回のテーマは「小さな進歩を見逃すな」です。

特に、

「こんな勉強していても取れる点はたかが知れてるじゃん、、、」
「この勉強で点伸ばせるわけねーじゃん」

と思ったら、繰り返し読んでほしいです。

「今こんな勉強していても意味あるのかなぁ?」



目標が高ければ高いほど、また現状と理想にギャップがあればあるほど、どこからともなく湧いて来る不安ではないでしょうか?

このタチの悪い罠は、心を"ズキッ!"とさせて、努力の進撃を止めさせる悪魔の装置です。


実際、僕もこの罠にかかって苦しかった時は、

「早稲田に行きたいのに今更英単語なんかやっても意味ないじゃん、もっとレベル高い長文演習すべきだよ、でも、まだそのレベルじゃないしどうすればいいんだ、、、」

「古典文法覚えたって古文が劇的に読めるようになるわけじゃないのにどうすればいいんだよ」

こんな感じで現実と理想のギャップに苦しんで、なかなか勉強に集中できないことがありました。

ひたすら不貞寝したり、何時間もボーッと天井を眺めたりしていた記憶があります、、、(笑)

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「そんな悪魔の装置が発動してるな~」と感じたら
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❶:「小さな進歩」を見つけ出す。
❷:「小さな進歩」を作り出す。

このどちらか、あるいは両方を取り組んでみてください。


【❶:「小さな進歩」を見つけ出す】

『進歩は点数や結果が全てではありません』

「進歩」と言うと、

・前回50点だったテストが70点になった。
・E判定がB判定になった。
・最下層から5位以内に入った。

といった、目に見えることを想像すると思います。

これらも十分進歩と言えますし、当然、積極的に狙っていくべきものです。


しかし、「小さい進歩」は目に見えないことの方がはるかに多いです。

次の3つのケースは「どれも点数や成績が伸びなかったけれども」という想定で見てください。

1.英語長文でわかる英単語が増えた。
2.現代文でほとんどあてずっぽうで試験を受けていたところから選択肢を2つまで絞れるようになった。
3.数学で解答のアプローチすら思いつかなかったけれど、使うべき公式がわかるようになった。


目に見える成果はなくても、確実に進歩していると言えま。

得られる結果や成果で良い変化を生み出すことは難しく、メンタル的にきつくなることが多いです。

しかし、「小さな進歩」は各自必ずあります。

探せば見つかりますし、見つかればモチベが上がります。


【❷:「小さな進歩」を作り出す。】

小さな進歩を見つけ出せなくても心配しないでください。

見当たらないのなら作ればいいだけです。

勉強に飛躍はなく、一度で大きな進歩を生み出すことできません。小さな進歩や成長が積もり積もって、大きな進歩や成長になります。

だから、毎日力の限りを尽くして小さな進歩を生み出してください。


どのぐらい小さくてもいいのか?
限りなく小さくていいです。

・英単語を1個覚えた。
・文法問題をひとつ解いた。
…etc.

小さくても確実に作り出すことがポイントです。

自分はダメだと落胆したり、諦めたり、止まる必要はないです。小さいとしても各自のすべきことを行なうことが重要です。

すぐに・数分・数時間で作ることができます。「英単語を1個ちゃんと覚える」これでさえ進歩と言えます。

わずかな時間で作り出した「小さくてもできた」という自信の土台の上に、「明日はもっとやろう!」という気持ちが来て、ブーストがかかります。

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まずは小さいことを積み重ねる威力を認識しましょう。
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小さいことの積み重ねと延長線上に「得られる結果の変化」があります。

英単語を1個ちゃんと暗記できる人は、10個をちゃんと暗記できます。
10個ちゃんと暗記できる人は50個を暗記できます。
50個ちゃんと暗記できる人は100個を暗記できます。
100個ちゃんと暗記できる人は1000個を暗記できます。

英単語をちゃんと暗記できた人は、熟語や文法の勉強がスムーズで効率的に身に付きます。

文法が身に付いた人は、解釈をしっかり身に付けることができます。解釈を身に付けた人は、英語長文をしっかり理解できます。

英語長文をしっかり理解できる人は、しっかり高得点が取れます。

このように、小さいことが大きいことに繋がっています。

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今日の箴言
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今日も例のごとく、僕の先生の言葉を届けます。


『やることが難しいとしても、完全にはやめてはいけない。小さいとしても、行なってこそ目立って効果が現れる。』

小さい水滴が集まれば水たまりになるように、小さいことだとしても尽力して突き進めて行きましょう!

それでは!

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