タツオ

模範的独身男性

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『ゴジラxコング:新たなる帝国』感想

※ネタバレ注意 日本のゴジラ最新作、『ゴジラ-1.0』が公開から半年以上を迎えてもなお公開中である中、ハリウッド版ゴジラの最新作もついにこの日封切りを迎えた。つまり日米のゴジラが同じタイミングで映画館に並び立ったのである。 ゴジラに飢えに飢え、たまに持っているDVDを再生することでそれを紛らわしていた十数年前を考えるとかなり隔世の感を抱かざるをえない。 今じゃ日本のゴジラはオスカーを獲り、アメリカのゴジラは怪獣を愛する人たちが愛と敬意を持ってモンスター・ヴァースなる世界を作

    • ラスアスIIの思い出

      ※この記事は『The last of us partI』および『The last of us partII』、ついでにドラマ版の内容に言及しています。 HBOのドラマ版『The last of us』がとても面白かった。元々優れていた原作ゲームのストーリーを忠実かつ、細部に良い肉付けを施した、ファンが見ても初見が見ても両方楽しめる秀逸なドラマに仕上がっていた。 第一話、冒頭の討論ショーから始まり、小さな異変が積み重なった末に起こるパンデミック。所々に原作を補強する話を挟み

      • 絵という趣味に一区切り

        2024年も早くも8日目。なんてことのない何もない日曜日に、ある決心をした。 もう、絵描くのやめようか。 決めてからは早かった。といっても、板タブをしまったりpixivのアカウントを削除したりしたわけではない。ただ、心の中にあるやることの優先順位――その中で常に上位に位置していた”絵を描くこと”を、下の下まで押し下げただけだ。 それだけで、なんだか心が楽になった。重荷が下りた気さえした。 昔から絵を描くのが好きだった。教科書やノートに落書きをするのが好きな、どこにでも

        • 英会話と歩んだ3ヶ月

          英語を話せるようになりたい。 なって、転職に活かしたり、日本人以外の人ともコミュニケーションをとれるようになりたい。want to make a foreigen friendsしたい。そしてあわよくば英語を使って恋愛がしたい。 そんなこんなで8月から英語を始め、3か月を軽く過ぎた。これを書いている時点で1000分に到達。時間に直すと17時間いかないくらいはやったことになる。 この数ヶ月、自分なりに一所懸命英語と向き合ってきた。英会話はもちろん、ポッドキャストでラジオ英

        『ゴジラxコング:新たなる帝国』感想

          プロの日本人は、この英語の基本的な発音が下手くそだ

          私は先週からオンラインで英会話を始めた。全ては英語力をあげて今後の人生の糧(色々な意味で)にするためだ。 語学力は一朝一夕に身につくものではない。 だから今日も今日とて、DMM英会話にログインしてレッスンページに入る(英会話を始めたきっかけ等についてはこちらの記事をご覧ください)。 今回の講師はディーナだ(4日ぶり3度目)。英会話初心者は、最初に教わった講師を親と思ってついていく習性があるので、私が彼女に縋るのも無理はなかった。彼女は優しく、丁寧で、どう考えても優れた講師

          プロの日本人は、この英語の基本的な発音が下手くそだ

          初めての英会話で泣きそうになった話

          皆さんは英語って話せますか? 僕は無理です。リスニングもスピーキングも全く自信がない。外国人に英語で道を聞かれても上手いこと案内できる気がしない。多分「えーと、えと…アソコ!」って言いそうな気さえする。 そんな自分にも夢(というか目標)がある。 それは、英語でコミュニケーションが取れる人間になること。そして、英語を活かせる仕事に就くこと。 自分はコミュ障なので話すのは苦手だが、でも話すこと自体はまあまあ好きという実にめんどくさい人間であるので、単純に海外の人と気さくに話せる

          初めての英会話で泣きそうになった話

          ホグワーツレガシー

          を3月頭に買って3月末にクリアしました。その後感想を投稿しようとしたら、文章がまとまらずに投稿がGW中になってしまいました(クソ遅筆)。 コレクションを全て埋めるまでの根気はなく、とりあえずチャレンジだけ100%にしてからエンディングを見て完走しました。 自分は『賢者の石』〜『死の秘宝』(あとファンタビも三作鑑賞済)まではチェック済程度のファンなんですが、多分ハリポタを全く知らなくても結構楽しめただろう作品だと思います。 それぐらい、AAA級のオープンワールドゲームとして

          ホグワーツレガシー

          配管工兄弟物語

          ※本項は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の内容について触れています。少しでもネタバレを踏みたくない方は閲覧にはご注意ください。 小学生なりたての頃、入学祝いに初めてゲームを買ってもらった。 今でも覚えている。親が両手に抱えて持って帰ってきた箱。黒一色の大きな機械――ニンテンドウ64。不思議な形のコントローラー。そして、『スーパーマリオ64』と書かれたソフト。 ワクワクで目眩すら起こしそうだった。説明書を読むのももどかしく(というか理解できず)、親がAVケーブルを

          配管工兄弟物語

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          当て所もなく文章を書くことが好きなので、今更ながらやってみることにしました。せっかくなので、キーボードを持った時だけ饒舌になる男の昔話を。 大学生時代、小説にハマりすぎて自分も小説家を夢見た。やることがない文学部生という身分を活かし、1日5000字のノルマを課して一ヶ月で約15万字の長編小説を書き上げた。 推敲のため読み直した。書いたその日は傑作に感じたが、少し日を空けて読むとびっくりするほどつまらなかった。それでも、達成感という多幸感で自己肯定感が上がった。自己肯定できる

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