どの時期に何をするか?で将来が大きく変わる

今日のテーマは大人と子どもの身体の違いです。
例えば身体の大きさや体力の差は目に見えて誰もが理解しているものです。
では子どもの体は大人の縮小版と言えるでしょうか?答えはもちろんノーですよね。

子どもの成長に関してはスキャモンの発達・発育曲線というのがしばしば取り上げられますが、そもそも20歳を100%としたもの。つまりそれよりも早い年代で何から取り組むべきか?というヒントを読み取る事ができるわけです。

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このデータは人の体を4つ(一般型・神経型・リンパ型・生殖型)に分類し、それぞれどの年代で成長していくかをグラフとして表したものです。グラフを見ると分かるように、神経型の青の曲線は2歳ごろから旧劇に上昇し、プレ・ゴールデンエイジと呼ばれる時期を経てゴールデンエイジと呼ばれる10〜12歳ごろには既に成人と同じレベルまで成長します。

ゴールデンエイジと呼ばれる時期には見たままをその場で体現できる『即座の習得』も見られますが、重要なのがプレ・ゴールデンエイジと呼ばれる9歳ごろまでの過ごし方。この時期に様々な運動を経験しておく事で、その後迎えるゴールデンエイジを最大限に活かすことが出来るようになります。

そして残念ながらゴールデンエイジを過ぎてしまった方。今になってこんな事知っても・・・と思う必要はありません。“感覚的に”理解出来て身体が動いていた時期とは違い、しっかりと“考えて”動かす事は出来ます。だからこそ闇雲に数をこなすのでは無く【正しい努力を積み重ねる事】が非常に重要になるわけです。

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