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リモートワークで生活を整える

昨日の東京都知事の緊急会見を受けて、わが社でもやっとリモートワークが必須となった。

先週1日と、今日しかリモートワークをしていない私が書くのは、説得力がないかもしれないが、リモートワークは自分自身の時間の使い方を見直したうえで、生活自体をも整える良い機会だと感じているので、私のとある一日のリモートワークの時間の使い方を淡々と書き出していく。

私の場合、この時代には御法度だとわかっていながらも、繁忙期には毎日終電という生活も珍しくない。

こういうご時世ということもあるし、繁忙期ではないということも大きな要因だが、リモートワークをやってみて、時間の使い方が変わった。

どこかしら参考になることがあれば嬉しい。


起床

7時半。

朝はいつもと同じ時間、もしくは若干早めに起きる。

TBSラジオをつける。

朝ごはんをちゃんと食べる。

最近のお気に入りは、フルーツグラノーラに水切りヨーグルトと普通のヨーグルトを1:1の割合でかけて、バナナチップスとレーズンとミックスナッツを混ぜ、少しだけはちみつをかけたもの。

栄養価は高いはずだ。

食器を洗う。

時間をかけて、歯を磨き、顔を洗う。パックをする。

ゴミの日なら、ゴミを出す。

猫のトイレとごはん・水の確認をする。

洗濯ハンガーから、洗濯物を外し、ベッドに移動させる。

夜中のうちに「ナイトモード」で回しておいた洗濯機から洗濯物を取り出し、干す。

いつでも運動できる服装に着替える。

日焼け止めとBBクリームを塗って、眉を描く。

髪はひとつに束ねるか、お団子にする。もしくは、クリップで留める。

洗濯物をたたんで、引き出しにしまう。

筋トレをする。花粉症の薬を飲む。

準備完了。


仕事開始

10時。

その日にやることを書き出し、チームのみんなが見ているチャットワークのグループに投げ込む。

午前中に終わらせられるところまで、集中して終わらせる。

夏休みの宿題も、午前中にさっさと終わらせるほうが気が楽だったタイプなので、その感覚をもう一度。

45分~50分ごとにトイレや飲み物を淹れるための休憩をはさむ。

飲み物は常に用意する。コーヒー、ルイボスティー、ホットレモンなど。

カフェインの取りすぎに注意。


昼食

12時。

近所の商店街に買い物に行く。

スーパーマーケットの棚から、乾麺や米がなくなっていくのは不安を煽るが、少なくとも1か月は毎日食べても大丈夫なくらい食糧の備蓄はあるので、決して焦らない。

必要なものだけを、必要なだけ買う。

家事分担として、旦那が料理係なので、旦那の手料理を食べる。

よく噛んで、味わって食べる。

会社だと肩身が狭い大好きな納豆も、家では堂々と食べられる。

食器を洗う。

食後のコーヒーも、ミルで豆を挽くところからやる。

慣れれば、たいして時間は掛からない。

3分の1くらいを飲んで、そのままマグカップをもって仕事に戻る。

昼ごはんの後の仕事は眠くなるのは必然。

眠くなったタイミングで、歯を磨くとシャキッとする。


休憩

15時半。

旦那から「おなか減ったから、おやつ買いに行くけど、なんかいる?」

と聞かれるが、決して大福やシュークリームなどのおやつを頼んではいけない。

それでなくても、会社に出勤しないだけで、毎日歩いていた5,000歩を失っているのだ。そこに追い打ちをかけて、甘いものを食べると必ず太る。

我慢できない時は、コカ・コーラゼロを。

そして、備蓄しているバナナチップス数枚をかじる。


ラストスパート

17時。

自分で決めたタスクの進捗を確認。

出来ていないもので、不要不急のタスクは潔く次の日に回す。


終業


19時。

この日の仕事終了。

日報を書く。

出来たことと出来なかったことは、明確にする。

残タスクはいつまでに片付けるのか、完了したタスクから次のタスクが生まれるならそれも明記する。

日報を詳細に書くことで、上長やチームメンバーを安心させられる。

何より自分が一番安心する。


夕食

19時半。

家で食べる。

昼間とメニューが同じなのが、なぜか心地よい。

食材を無駄にしないことが、パズルをきっちりとはめていくような感覚があるからだろう。

食器を洗う。

花粉症の薬を飲む。


自由時間

20時。

Runtasticを使ってランニングをする。体力があるときは7キロ。

今日は疲れている、夜にオンラインイベントなどの予定がある場合は4キロ。

今夜は、オンラインイベントに誘われたので、参加。

Hangoutにも、だんだん慣れてきた。

執筆をしたり、ブログを書いたりして、そのあとの時間を使う。

お風呂に入る。ゆっくりと湯舟に浸かる。

身体や髪を洗っている時も、足湯をすると湯冷めしない。

お風呂からあがったら、ストレッチをする。

乾燥するので、ビタミンクリームを足やら腕やらに塗りたくる。

ラジオをつけて、読書、もしくはスマホでSNS・みんチャレ記入。

あまり寝る前にスマホを見るのは良くないのだが、みんチャレで継続しているミッションが20個あるので、その記入は日課だ。

小さなミッションをなるべく毎日達成していくことが、私の自己肯定感に繋がっているので、自分のためにやるべき作業なのだ。


就寝

ホットレモンを淹れて、何回も使える肩にかけるリラックマのカイロをレンジでチン。まだまだ寒い夜は、湯たんぽも布団にしのばせる。

ラジオを消して、アレクサに寝る前の波の音をかけてもらう。

眠る。

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もちろん、19時に仕事が終わらないこともあるだろう。

しかし、サービスイン前などの繁忙期でなければ、絶対にこの時間までに終わらせようと決めて宣言してしまえば、案外、時間内に終わるものだと実感している。

そして、終わらなかったタスクを、次の日に回すことも罪悪感が少ない。

出社している場合も、自分の仕事が終われば帰ればいいのだが、やはりチームメイトが頑張っている姿を見ると、

「これ、明日やろうと思ったけど、もうちょっと頑張って片付けようかな」

という気持ちになり、結局残業してしまうことが多々ある。

それが、リモートワークにおいては、私の場合はなくなった。

20年近く社会人として働いてきて、仕事における時間の使い方がどんだけ下手だったんだろうと思う。

繁忙期にリモートワークしたら、コロナが落ち着いて出社したら、また元通りになるかもしれない。

それでも、このリモートワークで経験した時間の使い方を刻んでおけば、体を壊さずに、そしてチームメンバーやクライアント、私とかかわる人々に迷惑をかけずに、老いても働けるような気がする。

怪我の功名とは、今回のようなことを言うのだろう。

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