1.癌になりました。僕は幸せだ。入院編

 2021年1月。
 僕は、肺腺癌でステージ4、4ヶ月の余命宣告を受けた。
人生で初めて。
当たり前か。
理解はすぐには出来なかった。
ただ、妻が涙を流していた。
何となく、やばい。
でも、やっぱりわからない。
前向きな性格ていうか、馬鹿なのか。
治療が出来るならしていこうという事をまずは考えた。
元々は、頭に動脈瘤の検査入院したけれど脳外科の先生が何かを見つけてくれたようだ。

体の異変は昨年の10月ぐらいから耳鳴りに足が腰が痛く近くの整形外科に通い痛み止めの注射を打ってもらっていた。耳鳴りやら三半規管がおかしくなったのかで体がふらついた。
耳鼻科に通っていたがわからないとの事で医大を紹介されて医大に通うようになった。

原因がわからず11月になり末に突然自宅でに立てなくなった。

救急で今の病院に運ばれてMRを取ることになりましたが特に頭には問題ないとのことでしたが、担当先生が今はいないので明日確認してもらうとの事で点滴をしてとりあえずはその日は帰った。
後日、電話があり脳外科の方に来て欲しいとの事で伺った。
で、動脈瘤があるとのことですぐにはどうこうはないと言われたがやれる事あるならすぐして欲しいとお願いした。
カテーテル手術をすることになり入院した。
12月始めに検査入院。
手術予定だったが、新たな術式が出来るようになったからそっちのやり方の方が確率が高いとのことで再度検査入院することになった。体の異変は続いていた。痛みもかなり強くなってき。
1月始めに検査入院で脳外科の先生が異変をを見つけてくれた。頭への癌の転移だ。
もう、その時には体中に癌の転移していた。
医大で見つけてくれてたらもう少しマシだったのだとは思うが、なかなか難しいのだろう。なぜか、医大に通って1ヶ月毎週行ってたが最終に血液検査をしたがその結果を聞く前に今の病院に運ばれた。

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