領域変更物語
まだ変更すると決まったわけではないけれど。
今週の金曜日チューターの先生と面談をした。
「6月面談したときはやる気も全く感じられなくて、今回も面談こんな時期にやったでしょう?正直4年で卒業は無理だと思っていました。ほら、同級生は80単位くらいみんな取ってるけどあなた60単位しかないしね、それはわかってる?」
などと軽く私を傷つけてきた。
「後期授業いってないしー」
などと言い訳をしている自分がちょっと子供っぽくて恥ずかしくて、でも思った以上に動揺していない自分が誇らしかったりもした。
自分を認められている証拠な気がして。
そのあとに、
「まあでも、あなたの行動力はすごいからね、ほらコロナなのにベトナム行って帰ってきちゃうくらいね、だからやる気が戻ってきたんだったら心配ないですね、あなたの行動力があれば大丈夫でしょう」
なんて褒められたり(?)もした。
領域決めたときは正直全く将来のことが考えられなくて惰性の惰性の惰性の結果心理学を選んだ感じだった。
心理に進んでおけば、もし変更したいと思っても簡単なのかなー、的な。
でも心理に来て、レポート多くてうひゃあとなって、やりたいこととちょっとずれててうひゃあとなって。
何より、なんか「卒論書くための授業」って感じで(2年生が基礎を固める時期だということはわかってはいるつもりだけれどもそれでもつまらなさ過ぎる!)自分が全くワクワクできない環境だった。
多分、心理学でやりたいことが明確になっていればこの下積み修業期間も楽しめるのだろうけれど、私は「自分が心理を学んだ先の私」を想像できないので詰んでいる。
でもジェンダーの勉強は全然違う。
難しい本にも食いついていきたいって思うし、知らないことがいっぱいでも純粋に勉強することが楽しい、気がする。
「私はジェンダー勉強する!」と宣言できない自分が悔しいけれど、それは情報不足だからだと思う。
先生と話したら、私はジェンダーを軸にしたい、と思う、気がする。
気がする、ばかリなのが本当に悔しい。
思えば、2年生の最初まで全くジェンダーに興味なんかなかった。
たまたま友達がとるから取ってみるかあという感じで。
友達に感謝。
総科の先生でジェンダー研究してる先生2名(S先生とO先生)にメールを送った。
早速O先生から連絡が来て、
「ちょっと思うところがあってS先生とお話させていただきたいので日程調節はそのあとしましょう」
などといわれた。
ちょっと未知の世界で、「思うところ」とは何なのか?と恐怖でぶるぶる震えてはいるけれど、全然嫌な種類の恐怖じゃなくて、寧ろ新しい扉が開く気がしてワクワクしている。
「私は真理勉強するところにいるよりジェンダーの勉強するところにいた方がハッピー?」
という仮説。
今回立てた仮説は当たるかなぁ。
まあ、当たらなくてもまた考え直せばよいですから。
4年で卒業しなきゃいけないなんてルールはないのだからね。
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