見出し画像

5月23日

今日は土曜日でいつもと違って、ミーティングが朝から入ってなかったのと、
1週間の疲れで起きたのは13時ごろでびっくりした。

そのあとはお仕事のタスクは溜まっていたけれど、また夜に後回し、
先週末にもいった「喫茶ランドリー」に行きました。

そこはあったかい場所でいつまででもサザエさんちの縁側にいる気分になれる。(気がする)
そこでいつも通りアイスコーヒーと今日はツナトーストを頼んだ。
その時にいた隣の男性もたまたま僕と同じゲストハウスに泊まり込んでいる人で、意気投合して、同じ席についた。

彼は今後自分のゲストハウスをオープンしたいらしく、空間デザインに興味があるらしいんだけど今から勉強するかいろいろ迷っていたので、デザイナーに依頼したらいいって言ってやった。
いいデザインを他から引っ張ってきて、作ってもらう方が簡単だという僕の勝手な憶測だけど。

そんな話をしてると隣のおばさんもお話に参加してきた。
彼女は千葉に持ち家があるが娘の出産やら引越しの関係でエアビーアンドビーで長期でここら辺に泊まって週末だけ千葉の持ち家で暮らしているらしい。
まだまだ現役だぜって言うかっこいいおばさんで、彼女はシェアハウスを作りたいらしい。

一回をカフェにして、格好いいバリスタにコーヒーを入れてもらうんだって。
そして自分の部屋の電球を彼に変えてもらうのが夢。
そしたらLED電球だったら多分もたないだろう(もちすぎちゃう?)から使わない方がいいよって教えてあげた。

彼女は「モチベーション革命」を読んでいて、この本は若者との翻訳機になるって行ってた。
デュアルライフを楽しむんだっていいながらちゃんと会社で働くきバリバリで、休日もちゃんと勉強してるなんて真面目だななんて思いました。
かっこいい方ね。

しかも男の子の孫もできたらしく、昆虫の名前覚えるぞって、張り切っていた。

娘の時はエグザイルの名前覚えたんだからって
虫とエグザイル一緒にしないでよっていったら同じ生き物でしょ!っだって
やっぱりかっこいい方でした。

そのあとはまた会えたらいいねなんていって家に帰ったけど夜ご飯の準備しなくちゃと思いながら、カフェで、できなかったお仕事をやってたらゲストハウスにお客さんが来ちゃってビックり。

今回のお客さんは「きっと25歳の校閲の方」でした。

彼女はとっっっても独特な雰囲気を醸し出したまま僕のお部屋の説明を聞いていた。
コロナの期間だから1日で来てくれるお客さんは1人って決まってる。だから、僕は知らない人と2人っきりで映画を見る日が週に2回、3回はある。
とても面白い体験だよね。

その日みた映画は「グランドブタペストホテル」と言うイギリス映画で、あのウェスアンダーソン監督の映画でした。
やっぱり独特な雰囲気の映画で、なんかよくわからないけど子供の頃によくやってた海外のクレーンアニメをみてる様な感覚の映画。
次々とシーンが変わってく中に主人公の思いがどどん、どどんとのしかかる様な。変わった映画でした。
そんな映画をみ終わると彼女は声を大にして「面白かったーーって」叫んでた。
嬉しい。

彼女は漫画が大好きらしく、有名どころから、僕の知らない漫画まで知っていた。
そして、波の穏やかな人生を歩んでいる自分に満足している様だった。好きな漫画関連のお仕事をしているらしいし。
そして1つびっくりしたのがこないだ僕の働いてる会社のイベントに参加していたらしく、イッタスモールワールドを久しぶりに感じた。
そして彼女もみうらじゅん が好きみたで嬉しい気持ちになった。一緒に親父同士もみた。

最後に就寝後だったんだけどどうしても気になったことがあったから質問したんだけど、
僕は漫画も好きだけれど映画の方が好きだから、「
漫画の方が映画よりも優れている点は何か」
って、
よく考えて見ればよくわかることだとは思うけれど、質問してみたら。

彼女は
「自分のスピードで見える事かな、あでも映画も1.5倍速とかいろいろできるのか、漫画は白黒だし、入ってくる情報が少ない事かな」
って行ってた。

納得した。映画は音響さんからコーディネーターからカメラのアングル、デザイナー、髪型のセットまで、全てにおいて、それをあえてしている状態で、僕たちは、それをあえて気づかない様に無視して映画をみているんだと思う。そんな見方しなくちゃ、内容が入ってこないよね。

なるほどと思ってその事について考えた。
彼女が寝た後はずっとできないでいたお仕事を始めた。

朝、彼女がここを出る時は面白い映画に出会わせてくれてありがとうございました。
って言ってくれたけど、

映画そんなに良かったかな?




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?