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1/19金曜:自己コントロール力の身につけ方①
おはようございます、1/19金曜日です。
どんな朝を迎えてますでしょうか。
毎週金曜日は「自己コントロール力の身につけ方」と題してます。
詳しくはこちらの記事に全体的な流れを書いております↓
さて、かつて貯金はあまりなく、なのにキャラグッズオタクで年間数十万使ってた私ですが、今は一千万の貯蓄を達成することができました。
欲しいけど貯蓄の目的の為に買わない選択をする。この選択こそ「自己コントロール力」です。
実は、「自己コントロール力」は私が付けたかった力の1番とも言えます…!
今日は気合を入れてやっていきましょう。
1. 「自己コントロール力」とは?
自己コントロール力に関しては、こちらを参考図書にしています。
スタンフォードの自分を変える教室
自己コントロール力は前頭前皮質にあり、意志力とも呼ばれるものです。
怠けたい、楽な方に行きたい…。
そんな人の弱い部分を目標に向かって達成できるよう選択する力。他の生き物と比べて前頭前皮質が進化して発達しているので、人間がここまで文明を発展させることができたとも言われています。
私はこの選択がとても苦手でした。
自己コントロール力とはいわば自分の「欲求」を操る事です。
例えば買う側が「自己コントロール力」を上手く使えていないと、欲しいと内側から出る欲求に抗うことが出来ず、欲しいまま購入してしまいます。
まさに昔の私なのですが、買おうか悩みながらも
「今しか買えないかもしれない」
「後悔するなら買った方がいい」
「もっと買ってる方もいるし」
なんて言い訳してました…。
そのたびに「何で我慢できないんだろう?」と思い、「私には無理だ、今が楽しければいいや…」と諦めかけてたのです。
2. 人の本能を理解する
「何で我慢できないんだろう?」という問いかけに対して、人間としての本能を理解する事が大事でした。
例えば猫には本能的に狩猟行動があり、獲物を模したおもちゃを追いかけることがありますね。
人も生き物ですから、元から備わっている本能が当然あります。
人類がまだ猿人類だった頃は「餓死」が一番恐れられていました。なので食べ物をちゃんと探して取るように行動する本能が備わっています。
それは脳内の「報酬系システム」とも呼ばれ、行動を促し、何かを手に入れられそうな高揚感を与えます。そうやって狩りをし、食べられる木の実の場所を覚えて採りいくようにする。
これこそが「ドーパミン」です。
3. ドーパミンの恐ろしさ
この本能があるからこそ、私たちは「行動しよう」としますし、手に入れた時の高揚感を味わう為また行動します。
マウスの実験でドーパミンが出ないようにしたラットは、何もしようとしません(目の前にエサがあれば食べるし喜ぶが、探し回るや欲しがる等はしない)
逆に電流を流すとドーパミンが発生するようにしたラットは、電流が流れる感圧版をひたすら踏むようになります。例えそれで足が焦げても…やめる事はありませんでした。
恐ろしいことに「ドーパミン」は行動を促す物質であり、何かを手に入れられそうな予感を出すことで行動させようとします。
その満足感が人は欲しいので何度も繰り返し行動します。
パチンコ屋、競馬、ランダムガチャや課金ガチャはこれらにあてはまります。
しかし、予感をさせておいて「ドーパミン」では「満足感」は味わえません。
![](https://assets.st-note.com/img/1704694619162-tmc5YpEoVO.png?width=800)
ゲームで課金ガチャがありますよね。
これはスマホゲーム内とかで仮想アイテムやキャラクターを入手するためのガチャシステムで、リアルマネーを使用してやることが出来ます。
しかし結果はランダムなので何回引けば出るかは運次第です。
目的のキャラクターが出るまでひたすらガチャを回して、友達とSNSで盛り上がり、引けたその瞬間は最高に楽しい。
けどそれは一時的な楽しさで、また次が欲しくなってガチャを回す…
このメカニズムを知ったとき、恐ろしく感じ、また虚無感を覚えました。
もし買うのを控えようと思っているのに、ランダム品を買いたい気持ちが湧き上がってきたら、マウスの実験の話を思い出してみて下さい。
4. 次回について
「自己コントロール力」が高い人もいれば低い人もいます。
しかし筋肉と同じで鍛えることが出来るとされています。
次回の1/26金曜は、自己コントロール力のつけかた(②自己コントロール力は筋肉と同じく鍛えることができる)になります。
それではまた次でお会いしましょう!
良い一日を!
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