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一貫して興味があること


今回は、小学生時代から大学生時代を振り返りながら、一貫して、知識を身につけることや他人への貢献に関心があることに注目し、動機づけの種類と動機づけの難しさについて書いてみました。


1. 小学生時代から大学生時代の振り返り

<得意なこと>
小学生時代から読書が好きでした。特に、地理や経済に関する本が好きで、その知識を友人や家族と共有するのが楽しみでした。大学でも、自由な時間にはいつも本を読んでいます。

<感謝されたこと>
地元の図書館でボランティアとして手伝いをしていました。お客さんにおすすめの本の話をした時に感謝されました。今は逆に人におすすめの本を聞いて、いい本があったら他の人にシェアすることが多いです。

<褒められたこと>
本で知った知識を活かせた時に褒められました。今では本で読んだことと、大学の授業の課題が重なる時があり、授業で褒められることがあります。

<幸せな瞬間>
幸せを感じるときは、新しい本を読み終えたときや、自分の知識が他人に役立ったときです。



このように書いてみると、私の幸せは、知識を身につけることや他人への貢献からきており、その興味関心は得意なこと、感謝されたこと、褒められたことにも繋がるなと思いました。

本を読んで得た知識を人に伝えて人の役に立ったと実感し、その結果としてその知識を得るという行為が増えていると考えられます。そして、そのような行動が続いた結果、他人と競争をすることなく、モチベーションを保てようになった気もします。



しかし、この感覚は私個人のものだけではなく、他の人も感じるものなのでしょうか?



2. 競争する相手が違う理由

他人と競争をする中で勉強が頑張れる人と、過去の自分と競争をする中で勉強を頑張れる人がいます。この違いを生み出しているのは何かを調べたところ、動機づけの違いが関係していると思いました。


3. 動機づけの二面性

動機づけは、大きく分けて内発的外発的の二つの側面を持ちます。(両者の境は曖昧だそうですが。)内発的動機づけは、自己の内面から湧き上がる楽しさや喜びなどが源泉となります。一方、外発的動機づけは、テストの成績や親からの賞賛など、外部からの刺激が引き金となります。

外的報酬は、内発的動機づけを低減させる

達成動機の理論と展開(金子書房) 


外的報酬は、内発的動機づけを弱める可能性があります。楽しみながら行っていた行為に対して、報酬としてお金が絡むと、その楽しさが阻害され、内発的動機づけが薄れてしまうことがあります。


4. 内発的動機づけと外発的動機づけの調和

さて、ここで私の話に戻ります。

本を読んで得た知識を人に伝えて人の役に立ったと実感し、その結果としてその知識を得るという行為が増えていると考えられます。そして、そのような行動が続いた結果、他人と競争をすることなく、モチベーションを保てようになった気もします。

本を読み、得た知識を他人に伝え、人の役に立つ喜びを感じることで、内発的動機づけだけでなく外発的動機づけも生じています。その結果、他人との競争を避けつつ、モチベーションを維持することができました。

しかし、他人と競争したくない一方で、内発的動機づけだけでは不安定さがあり、外発的動機づけも必要だと感じています。



以上のように、内発的動機づけと外発的動機づけは、それぞれの特性と影響を理解し、適切なバランスを取ることが重要だと思いました。

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