R2

文系大学生です。勉強したことをメモがわりに掲載しています。

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最近の記事

『深層学習』(人工知能学会)メモ

内部表現:観測データから本質的な情報を抽出して表現すること。(低次元化とか) 特徴工学:あるタスクに適した良い内部表現の構成と言う問題のこと。人手で行うアプローチと、データに基づいて内部表現を学習させる、と言うアプローチがある。 表現学習:特徴工学における、人手で候補をたくさん作って、データを使った学習でその中から選択する、と言う折衷的なアプローチ。→表現に対する客観的な評価尺度が必要。(情報量、独立性、説明性、スパース性、不変性、ロバスト性、平滑性。) 主成分分析:次元削減

    • PGF、MGFを求める会

       PGF(確率母関数)やMGF(積率母関数)は、n階微分することでそれぞれn次階乗モーメント、n次モーメントが求まる、という死ぬほどありがたい関数です。今回、授業で扱った全ての関数でPGF、MGFを導出したくなったので実行します。MGFはモーメントを求めるだけでなく、確率密度関数と一意に対応する、という便利な性質もあって、証明で使えるとかっこいいので追って取り上げます。 <目次> 1.ベルヌーイ分布 2.二項分布 3.負の二項分布 4.幾何分布 5.ポアソン分布(例題)(例

      • 数理科学続論I

        1.1ベクトルの計算、行列の計算 <例題>  適当な正方行列AでHamilton-Cayleyの定理の成立を確認せよ。 A <-matrix( c(5,0,2,8)-diag(rep(2,2)), nrow=2, ncol=2)traceA = sum(diag(A))E_2 = diag(rep(1,2))A%*%A - traceA*A + det(A)*E_2  Hamilton-Cayleyの定理は、最後の行を計算すると2次正方零行列になる、というもの。出力結果

        • データサイエンス超入門 第二回

           第二回ってか今回使ってるスライドの最後までここに記録する。 1.二乗誤差   被説明変数yを説明変数x=(x_1,x_2,...,x_k)とパラメータ(a_0,a_1,...,a_k)を用いて y = a_0 + a_1*x_1 + a_2*x_2 + ... +a_k*x_k で推定する。  実際(x,y)として行列data(各行が一つのベクトルxと値y)が得られた時、二乗誤差を求めるプログラムを書け。dataの行が(1,2,-1,1),(2,1,1,0),(-1,1

        『深層学習』(人工知能学会)メモ

          Pythonプログラミング入門

          練習問題、解いた宿題を記録しておく。念の為宿題は提出期限後。 Chapter4 変数と関数の基礎 1. 次のような関数を定義してください。 (1)fフィートiインチをセンチメートルに変換するfeet_to_cm(f,i) (ただし、1フィート=12インチ=30.48cmである。) (2)二次関数f(x) = ax^2 + bx + cの値を求めるquadratic(a,b,c,x) def feet_to_cm(f,i): return 30.48*f + 30.4

          Pythonプログラミング入門

          文科系のための線形代数・解析

          2.1変数および演算 a = piformat longaformata format long… long型固定小数点形式というらしい。 format…デフォルトの4桁表現に戻る。 vpa(a)vpa(a, 30)vpa(a, 50) vpa…精度を変える。引数に精度を指定しなければMATLABの内部表現(16桁)の倍精度である32桁で出力される。 2.2ベクトルの定義 x1 = [1 2 3 4 5]y1 = [1; 2; 3; 4; 5]x = 0:0.1:

          文科系のための線形代数・解析

          データサイエンス超入門:第一回

           火曜五限「データサイエンス超入門」の資料を眺めたところ、とっても難しかったため至急、授業で人権、とは行かないまでもサル権くらいは得るためにRをちょっと触ったことがある程度の初心者が一通り試行錯誤してみた過程を記録する。結局わからなかったところは授業でなんとかするはず。未来の自分頑張れ。俺でもある程度わかるんだからサルでも分かると思われる。 ※理解できなかったところは目立つように書いておきました。わかる方いたら助けてください。 <目次(?がある章に理解できなかった部分あり

          データサイエンス超入門:第一回

          経済学のための数学

          [第1回]記号論理・述語論理 ◉P cap Q (論理積)「命題Pと命題Qがともに真」という命題。 ◉P cup Q (論理和)「命題Pと命題Qの少なくとも一方は真」という命題 ◉P vs ¬P(排中律) 「任意の命題Pに対し、『Pであるか、またはPでないか』が成り立つ」という命題 ◉P →Q (論理包含)「命題Pが真ならば必ず命題Qも真」という命題。  ※これは「PであってかつQでないものは存在しない」という約束であるから、Pが偽の場合 P→Q は必ず真である。した

          経済学のための数学

          金融1

          0.目次 1.イントロダクション 1.1資金フローと金融仲介 1.1.1直接金融と間接金融 1.1.2証券会社の業務と投資銀行 1.1.3経済全体の資金フロー 1.2銀行の業務 1.2.1金融仲介の機能 1.2.2銀行の情報生産機能 1.2.3広義の金融の仲介機関の機能 1.3新しい金融サービス 2. 経済全体の資金の流れ①(最終的貸し手→金融市場) 2.1家計の貯蓄行動 2.1.1ライフサイクル仮説 2.1.2 二期間モデル 2.2資産運用 2.2.1期待

          金融1

          英単語,例文集 砂壁

          [Section1] 1. Foreign workers have come to play a vital role in Japan's economy. 2. I still have a vivid memory of the day when I first met my husband. 3. Cloning technology will make it possible to revive extinct species. 4. Did you under

          英単語,例文集 砂壁

          Rで楽しむベイズ統計入門(要約と個人的な注釈) 著者:奥村晴彦 監修:石田基広

          2.2二項分布 dbinom(2, 10, 0.5) 表が出る確率が0.5の硬貨を10回投げて2回表が出る確率 dibinom(y, n, p)のようなyが離散値をとるときにその確率を求める関数は確率質量関数と言う。 rbinom(50, 10, 0.5) Binom(10,0.5)に従う乱数を50個生成 y = rbinom(1000000, 10, 0.5) Binom(10,0.5)に従う乱数100万個を変数yに代入 mean(y)var(y) 一般に

          Rで楽しむベイズ統計入門(要約と個人的な注釈) 著者:奥村晴彦 監修:石田基広

          経済原論論述集

          以下46問 1.商品の「価値」とは何か、説明せよ。 2.商品の「使用価値」とは何か、説明せよ。 3.商品の使用価値とは、使用価値一般ではなく、他人のための使用価値である。どういうことか、説明せよ。 答案:  商品とは、価値と使用価値とをその2要因とする。価値とは、商品の交換可能性であり、使用価値とは、使って役に立つ、という商品の有用性のことである。財はこの2要因を兼ね備えることで初めて商品と言えるが、使用価値の実現は価値実現、すなわち商品を所有する主体と非商品所有者の間の

          経済原論論述集

          岸本論文『グローバルヒストリー論と「カリフォルニア学派」』の概要

          0.  「グローバルヒストリー」は、最近の日本の歴史学界において国際的潮流の影響を受け提唱されており、その特徴は次のとおりである。by水島 ①扱う時間の長さ(有史以前も内包) ②対象となるテーマの幅広さ、空間の広さ(陸域、海域全体の構造や動き) ③ヨーロッパ社会の相対化 ④単なる地域比較でない諸地域間の相互関連、相互影響を重視 ⑤扱われている対象、テーマの新しさ (定義ではないことに注意。K.ポメランツ『大分岐』にもこれらの特徴の一部しか当てはまらない。)  「グローバルヒ

          岸本論文『グローバルヒストリー論と「カリフォルニア学派」』の概要

          2019年経営 講義ノート

          第10回最後の方、第11回に抜けあり 0目次 1科学的管理法と管理課程論 (経営学の起り。古典的な科学的管理法)  1.1テイラーの科学的管理法 1.1.1テイラーと『科学的管理法』  1.2ファヨールの管理課程論  1.2.1ファヨールと『産業ならびに一般の管理』 2戦略と組織〜組織は戦略に従う〜 (経営戦略を考える中でまず組織の問題に直面)  2.1職能制組織と事業部制組織   2.1.1職能制組織   2.1.2事業部制組織  2.2組織は戦略に従う by A.D.

          2019年経営 講義ノート

          2019年経済原論 講義ノート

          <備考>  試験は論述形式。講義は大きな問題いくつか「どのように発生したのか」「発生根拠」を中心に考察するものであったので、試験もそこを出す。  論述の正解とは「正しいか間違っているか」ではなく「第三者を説得できる」ものである。従ってそれなりのボリュームは自ずから必要になる。(「無機能化のリスクが〜」と説明なしに使ってはいけない) 0目次 1 商品の二要因(貨幣の発生根拠を考察するために前提となる議論) 2 貨幣の発生(商品しかない市場からの貨幣の発生根拠(必要十分条件)に

          2019年経済原論 講義ノート

          2019年経済史1 講義ノート

          経済史Ⅰ(教員1人目) <目次> Ⅰ講義の開始にあたって Ⅱアジア観の変遷 Ⅲアジア的共同体論を巡って:共同体と市場 1.アジア的専制とアジア的共同体  1.1西欧的共同体とアジア的共同体(ヨーロッパと非ヨーロッパ)  1.2ロシアはアジアか(ロシアのヨーロッパとの異質性) 2.中国の共同体と市場  2.1中国の共同体の歴史的性格を巡って(中国共同体の私的土地所有権の成立過程)  2.2同郷団体(共同体の凝集性の弱い中国における広域社会ネットワーク)  2.3都市と同職団体(

          2019年経済史1 講義ノート