転職体験記④ 転職までの経緯:入社後 その2

2020年9月~2021年11月
新規サイトのLaunchメンバーとして埼玉に異動になった。環境を変えてくれたことに今でも救われたと思っている。
異動とはいえ、職務内容は同じ。最初は新規プロセスの立ち上げで心機一転するが、オペレーションも落ち着けば今と同じ気持ちになってしまうだろう、そうなる前に次の道を探さなければと考えていた。

しかし、立ち上げは想像以上に楽しく仕事ができていた。
・今までの知見を活かして新たな目標を実現する楽しみ
・担当工程を一から責任もったことで、自分の考えと実行を自由に発揮できたこと
・現場で困っている人のために、問題を正しく現状把握し、問題解決する経験を積めたこと
・新しいメンバーのディベロップメントしたこと

立ち上げフェーズの思いもよらないモチベーションの上がりように、考え直すようになった。

しかし、幸せな時間も長く続かなかった。
Launchして半年が経過した2021年4月頃から、徐々に元気がなくなっていた。今まで湧いていたモチベーションのエネルギーが消えていった。

原因がわからなかった。
そのため、チームで最優先事項だった課題も手を付けられず、自分の興味関心がある業務ばかりをやってしまっていた。

業務のモチベーションは下がる一方、チームの環境変化は日々目まぐるしく起こり、それについていくのが精一杯になっていた。

2021年10月末、業務中に辛くなって早退した。
日々のストレスが一気に来て涙が止まらなかった。きっかけは10月から変わった上司と馬が合わないことだった。
しかし、上司がいなくなったらこの問題がすべて解決するのか?そうではなかった。この半年間抱えたモチベーションが下がっている原因は何だったのか、自分の心と向き合ってやっとわかった。
仕事から得る喜びがなくなっていた。
今の仕事で自分は輝けなくなっていた。

入社した時の自分とはもう違う。
沢山失敗して経験を得たからこそ、心は次のステージを求めていた。
しかし、次に何をしたいか向き合ってこなかったから、やりたいことがわからない自分に苦しくなっていた。

というわけで、今まで転職はwillだったが、これを機にmustになった。
何をやりたいかわからないけど、何が何でも変えなければいけない。
変えない場合も、今の職場でのゴールを明確にしないと、また自分が折れてしまう。

最初は休日にやろうとした。
しかし、結局仕事の疲れを癒すので活動できなかった。
なので、思い切って12月から有休を取り、転職活動に専念することにした。
それだけ、現職に留まるには精神の限界に達していた。上司も了承してくれた。

自分探しの始まり。
当初1か月あれば十分だと思ったが、結局3か月かかった。
それだけ自分のことがわかっていなかった。

次回は、転職活動をどうやって始めたか書きます。








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